エル・ファニング主演の「プレデター」シリーズ最新章『プレデター:バッドランド』の特別映像が解禁された。
世界中でカルト的人気を誇る伝説的なシリーズである「プレデター」が、2025年初冬に新たな歴史を刻む。1987年の記念すべき第1作目から、高度な科学技術を駆使した宇宙最凶の戦士プレデターと人類の死闘を描き、その唯一無二の世界観でファンを魅了し続けてきた本シリーズ。今回シリーズ初となる、プレデターを主人公として描く最新章が始動する―。生存不可能と謳われる最悪の地<バッドランド>。この地に追放されたのは、掟を破った若きプレデター“デク”だ。より凶悪な獲物を求め、激しい戦いを繰り広げる彼の旅路には、思いがけない“協力者”となる謎のアンドロイドの少女が現れる。自分たち以外は敵だらけの状況で二人が挑む極限のサバイバル。これまでのシリーズの常識を覆し、プレデターの視点から描かれる壮大な物語。果たして若きプレデターは、その宿命にどう立ち向かうのか? そして、謎の少女との旅路の行方は―。
今回解禁された特別映像では、“ヤバすぎる世界”での撮影の裏側に迫る。水にぬれた草木が広がる場所に大勢のスタッフたち、かぶったカッパからも水がしたたり落ち、地面はぬかるんで足を取られる。動きのある画をとるには不利なこの状況を前に、ダン・トラクテンバーグ監督は「待望の雨だ」「できれば毎日降ってほしい」と笑顔を見せる。「雨の醸し出す雰囲気が本作には欠かせない」とも語るように、映画の舞台“最悪の地(バッドランド)”は、うっすらと靄めき、滴る水の煌めきに情感と不穏さを感じさせ、これから何が起きるのかと、否が応にも観る者の心を騒がせる。
本作の出発点は、「“狩る側”だったプレデターが“狩られる側”の主人公になったら」だった。しかし“狩られる側”であっても「恐ろしい狩猟本能は健在」で、その動きを撮るために、スタッフはぬかるんだ地面を人力で機材を運び、岩場の隙間にカメラを構えるだけでなく、木々の間にワイヤーでカメラを吊り下げ、川の流れの中にクレーンをいれるなど、驚きの撮影方法を駆使し、監督が語る「このジャンルの映画では見ないような形で高潔さと威厳さを表現」。さらに何人ものスタッフがワイヤーをひっぱり、靄かかる森にたたずむ“デク”の上に木の葉を降らし、イヤホンを耳に手にワイヤーをもって走り、赤く光るソードを手にした“デク”の切れ味鋭いアクションをつくりあげる。“ヤバすぎる”撮影方法で生みだされる映像に、「想像の遥か上をいく」と監督も自信をみなぎらせる。
特別映像
『プレデター:バッドランド』は2025年11月7日(金)より全国で公開
監督:ダン・トラクテンバーグ
出演:エル・ファニング
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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