第38回東京国際映画祭のオープニングイベントとなるレッドカーペットが10月27日(月)に都内で行われ、アニメーション部門『トリツカレ男』高橋渉監督、佐野晶哉(Aぇ! group)、柿澤勇人が登壇した。

10月27日(月)から11月5日(水)の10日間にわたって日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開催される第38回東京国際映画祭。

ゴールドの刺繍が印象的なスーツで登場した佐野と、シックなブラックスーツで登場した柿澤。柿澤が声を担当するハツカネズミのシエロのぬいぐるみを手にし、2人で笑いあうなど会場を沸かせた。

ひとたび何かに夢中になると、ほかのことが目に入らなくなってしまうジュゼッペは、街のみんなから“トリツカレ男”と呼ばれている。三段跳び、探偵、歌……ジュゼッペがとりつかれるものは誰も予想ができないものばかりだ。行き場のないネズミのシエロに話しかけるうちにネズミ語をマスターしたジュゼッペ。昆虫採集に夢中になっていると、公園で風船売りをしているペチカに一目惚れ。今度はペチカに夢中になった。勇気を出してペチカに話しかけたジュゼッペだったが、ペチカの心には悲しみがあった。大好きなペチカのため、相棒のシエロとともに、彼女が抱える心配事を、これまでとりつかれた数々の技を使ってこっそり解決していくのだが…。

【写真・文/編集部】

第38回東京国際映画祭は2025年10月27日(月)~11月5日(水)に日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開催