『（LOVE SONG）』の公開記念舞台挨拶が11月2日（日）にユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、森崎ウィン、向井康二（Snow Man）、及川光博、藤原大祐、齊藤京子が登壇した。

本作は、東京とバンコクを舞台に未完成のラブソングが2人の運命を繋ぐオリジナルピュアラブストーリー。W主演を務めるのは森崎ウィンと向井康二（Snow Man）。森崎が演じるのは、バンコクへの海外勤務を命じられた真面目すぎる研究員・ソウタ。作品へ並々ならぬ覚悟を持って臨んだ森崎が、恋に不器用で明るくまっすぐなキャラクターを繊細かつリアルな演技で見事に表現。また、向井はソウタの初恋の人であり、バンコクでカメラマンをしながら音楽活動を続けている・カイを演じる。普段のイメージとは異なる、どこか影のあるミステリアスなキャラクターを通して、新たな一面を見せる。監督は、世界的なBLブームの火付け役となったドラマ「2gether」を手掛けたチャンプ・ウィーラチット・トンジラー。世界中に多くのファンを持つ監督が、日本とタイ、それぞれの文化の違いを学びながら、心を込めて丁寧に作り上げ、異国の地で再会した2人が次第に心を通わせていく過程を温かな視点でユーモラスに描き出す。

本作が初共演となる森崎と向井だが、「最初にご挨拶をさせてもらったときに“はじめまして感”があまりなくて。どっかで会ってる？（というのが）ずっとありまして」と明かす森崎が「本読みも…」と話を続ける中で、突然向井が手を握り、「急にドキドキするからやめて（笑）」という森崎は「話どこまでいったっけ？」と動揺を隠せない様子だった。

「すっとしゃべれたし、本読みも楽しかったし、うまくいきそうだなという雰囲気が出ていました」という向井は、森崎と話し合って変わったシーンもあったという。そんな中で「初めて話し合って映画を作ったので、そういうのもウィンくんでよかったなと思います」と明かした。一方で森崎も「赤裸々に話せるのは救われる」と共感していた。

トークが進む中でもだんだんと距離が近くなり、「安心感がある」と口をそろえる森崎と向井。「共演してウィンくんの他の仕事を見るようになった」という向井に、森崎も「余計に目に入る。気になって自分からも見に行く。SNSでアルゴリズムがあるから、Snow Manのいろんな切り抜きが流れてくる。ほかのメンバーの方も映画を控えているんだなと。一番は康ちゃんがやっているドラマの切り抜きが流れてくる」と明かした。

【写真・文／編集部】

『（LOVE SONG）』は全国で公開中
監督・脚本：ウィーラチット・トンジラー
出演：森崎ウィン、向井康二（Snow Man）、ミーン・ピーラウィット・アッタチットサターポーン、藤原大祐、齊藤京子
　ファースト・チャローンラット・ノープサムローン、ミュージック・プレーワー・スタムポン、逢見亮太／筒井真理子／及川光博
配給：KADOKAWA
©2025『(LOVE SONG)』製作委員会