葵わかな&神尾楓珠 W主演ドラマ『すべての恋が終わるとしても』の第5話が11月9日(日)に放送される。

誰かの恋の終わりは、誰かの恋のはじまり…すべての恋はどこかで繋がっている―。この世のすべてのものに必ず訪れる“終わり”を、切なさだけでなく前向きに捉え、誰しもの胸の中にある宝物のような記憶を思い出させてくれる、温かいメッセージが込められた本作は、“忘れられない恋”をテーマにした切ないラブストーリー。W主演の葵わかなと神尾楓珠が演じる、高校の卒業式の日に付き合いはじめた同級生の男女を中心に、藤原丈一郎(なにわ男子)、本田望結、山下幸輝、大塚萌香、白洲迅、市川由衣らがリアルでちょっぴりほろ苦い恋模様を紡ぐ。

病気が判明した3年前、真実を告げることなく羽沢由宇(葵わかな)との別れを選んだ大崎真央(神尾楓珠)だったが、由宇との再会をきっかけに、封印していた彼女への想いが次第に大きくなっていた…。しかし突然、道端で倒れてしまい、進行中のプロジェクトの打ち合わせにも姿を現さず、真央と連絡がつかない事態が発生。親友で唯一事情を知る西颯(藤原丈一郎)経由で、真央の父(飯田基祐)は野北駿太郎(白洲迅)に事情を話すことに。大したことはないと説明された野北だったが、電話である違和感を抱く。さらに由宇は、真央の手帳から病院の診察券を発見し…。

第5話「優しい嘘」あらすじ

3年前、大学4年生の大崎真央(神尾楓珠)は、就職活動中の恋人・羽沢由宇(葵わかな)が、自分との未来のために夢を諦めようとしていたことを知り、思わず口論になってしまう。家を飛び出した後、仲直りしようと踵を返した矢先…真央は病で倒れていた。大腸がんだった。病気を知れば、由宇は自分のために未来を捨て、就職活動をやめると言いかねない。そう思った真央は、由宇のため、「好きじゃなくなった」と嘘をつき、突然別れを告げた。

完治目安の5年が過ぎるまで、家族以外の誰にも病気のことは話さないと決意した真央。フリーのイラストレーターとして淡々と日々を過ごしていたが、由宇との再会をきっかけに、封印していた彼女への想いが次第に大きくなっていく。しかし、事情を知らない由宇は、真央への想いに区切りをつけ先へ進もうと、同僚の野北駿太郎(白洲迅)と食事に出かけることに。偶然にもその姿を目撃してしまった真央は、その直後に倒れてしまう。

翌日、株式会社「ソラリス」で、新広告プロジェクトの打ち合わせが行われるが、そこに真央の姿はなかった。連絡すらつかないことを心配した、戸田由紀恵(久保田磨希)は、真央の高校の同級生である由宇に、家族や友達など、誰か連絡できる人はいないか?と尋ね…。一方、真央が運ばれた病院では、両親とともに、妹の莉津(本田望結)と親友の西颯(藤原丈一郎)が、真央を見守っていた。真央が隠し続けてきた別れの理由を知った時、由宇が選ぶ道は―。

『すべての恋が終わるとしても』はABCテレビ・テレビ朝日系全国ネットにて毎週日曜22時15分~放送中
出演:葵わかな、神尾楓珠
 藤原丈一郎、本田望結、山下幸輝、大塚萌香/白洲迅、市川由衣/飯田基祐、西田尚美
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