
のん主演ABEMAオリジナルドラマ『MISS KING / ミス・キング』の第6話が11月3日(月・祝)に配信開始された。
本作は、天才棋士の父に人生を奪われた主人公・国見飛鳥が、その深い憎しみから開花させた才能と、まっすぐに突き進む意志の強さで、自らの人生を取り戻していくヒューマンドラマ。辛い過去と向き合いながらも、前に進もうとする力強い女性の姿が丁寧に描かれる。“盤上のダークヒーロー”となる主人公・国見飛鳥を演じるのは、今年の話題作に立て続けに出演し、俳優としての進化が大きく評価されているのん。そして飛鳥とバディを組み、飛鳥の父へ復讐を企てる"元棋士のヒモ男"藤堂成悟を藤木直人、復讐計画を見守る藤堂の恋人・堺礼子役には倉科カナ、飛鳥が人生を懸けて復讐する父親であり“天才棋士”の結城彰一役に中村獅童が出演する。さらに奥貫薫、森愁斗、鳴海唯、西岡德馬、山口紗弥加らが出演する。
以下、第6話ネタバレあり
飛鳥が大会を出入り禁止状態になっていると気付いたことから、将棋会館を訪れた藤堂(藤木直人)は、「国見飛鳥(のん)を大会に出場させろ」と直談判する。しかし、香(山口紗弥加)にはその訴えが響かず、藤堂は「初の女性棋士が生まれそうなのに、なぜ邪魔するんだ。お前に将棋指しとしての矜持はないのか」と詰め寄るが、警備員に追い出されてしまった。その後、将棋会館で香とすれ違った龍也(森愁斗)は、「理事として活躍しろ」と釘を刺される。
将棋指しらしく「縦がダメなら横から攻める。次の一手だ」と気持ちを切り替えた藤堂と飛鳥が向かったのは、香の師匠・安藤鉄斎(西岡德馬)の家。藤堂は連盟からの圧力で大会への参加を断られていると打ち明けるが、鉄斎は「帰れ。今さら何を言っている」と一蹴する。それでも藤堂は「こいつは強いです。そのへんの棋士なんて目じゃない。ひょっとしたらあなたよりも。見たくないですか? 女性初の棋士を。それを邪魔しているのは、かつてあなたが棋士にさせられなかった結城香です」と告げ、場の空気が一変。鉄斎は2人を家に招き入れ、飛鳥に「私と一局指せ」と言った。
対局の末、鉄斎は飛鳥の駒音を絶賛し、「結城香もこんないい駒音を出していた」と香への思いを口にする。過去、香はストイックに鍛錬を重ねていたものの、「女性だ」という理由で理不尽な扱いを受け、ついには頭を刈り上げて対局に臨んだ。しかし、それでも勝利をつかむことはできず、引退を考えていたときに彰一(中村獅童)と出会った。
鉄斎に「なぜ棋士を目指すのか。これまで女性の棋士は一人もいない。茨の道だが…」と問われた飛鳥は「あなた、もう引退しているんですか?62歳で引退したって、それは勝てなくなったからですよね?そこに座ったら関係なくないですか?」と返す。そして「棋士を目指す理由は、クソみたいな世界を否定するためです」と言い放ち、鉄斎に見事勝利を収めた。一方、将棋の成績が伸び悩む龍也は、婚約者の由奈(鳴海唯)に「母親に理事になるよう言われている。結城家には女流棋士もC級棋士も必要ないみたいだ」と打ち明ける。
鉄斎の後押しにより、大会参加がついに認められた飛鳥。勝てば次は編入試験…そんな重要な対局の相手は、なんと龍也。彼は香に内緒で大会にエントリーしていたのだ。迎えた対局当日。龍也は飛鳥の棋譜を研究し、集中力を乱すような嫌がらせを仕掛ける。しかし、飛鳥は鉄斎からもらった大福を勢いよく食べて気を整え、見事勝利を収めた。「本当に棋士になるのか?バケモノみたいな男ばかりだぞ。絶対無理だよ。頂点には父さんがいるんだ」と言う龍也に、飛鳥は「高くて越えられないなら、みんなを踏み台にして超える!」と力強く宣言した。
ところが数日後、藤堂が週刊誌記者から声をかけられる。果たしてその理由は?さらにその頃、彰一のもとにも、“とある事件”の内容が記された週刊誌の記事が届き―。
重要な対局シーンで持ち時間が残り5分となった飛鳥が、対局飯として大福を頬張るシーンには視聴者からも反響が集まり、「のんちゃんの対局飯!」「もぐもぐシーンかわいい」「飛鳥いいぞ」「いけ~!」「豆大福でパワー補給!」などコメントが殺到。そして香が丸刈り姿で現れたシーンには「苦しい…」「香さんの覚悟感じる」「悪い人じゃないのかもな」「応援したくなる」と、過去の姿が明かされたことで同情する声も寄せられた。『MISS KING / ミス・キング』は、最新話の第6話まで「ABEMA」にて無料配信。
『MISS KING / ミス・キング』
2025年9月29日(月)20時より無料配信(全8話)
番組トップページ: こちら
出演:のん、藤木直人、倉科カナ、奥貫薫、森愁斗、鳴海唯・西岡德馬・山口紗弥加、中村獅童
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