
エル・ファニング主演の「プレデター」シリーズ最新章『プレデター:バッドランド』の本編映像が解禁された。
世界中でカルト的人気を誇る伝説的なシリーズである「プレデター」が、2025年初冬に新たな歴史を刻む。1987年の記念すべき第1作目から、高度な科学技術を駆使した宇宙最凶の戦士プレデターと人類の死闘を描き、その唯一無二の世界観でファンを魅了し続けてきた本シリーズ。今回シリーズ初となる、プレデターを主人公として描く最新章が始動する―。生存不可能と謳われる最悪の地<バッドランド>。この地に追放されたのは、掟を破った若きプレデター“デク”だ。より凶悪な獲物を求め、激しい戦いを繰り広げる彼の旅路には、思いがけない“協力者”となる謎のアンドロイドの少女が現れる。自分たち以外は敵だらけの状況で二人が挑む極限のサバイバル。これまでのシリーズの常識を覆し、プレデターの視点から描かれる壮大な物語。果たして若きプレデターは、その宿命にどう立ち向かうのか? そして、謎の少女との旅路の行方は―。
今回、物語の幕開けを飾る、〈バッドランド〉への追放前夜を描く本編映像が解禁された。舞台はプレデターの種族・ヤウージャ族の惑星。未熟な若者・デクは族長である父により拘束され、死を宣告される。兄クウェイが剣を抜き、紅い光が闇に滲む。その瞬間に刻まれるのは、“狩られる者”の恐怖と屈辱──デクの運命を決定づける、静かで残酷な1分間だ。
荒れた風が吹くヤウージャの地。その中央で、族長である父が「殺せ、今すぐに!」と言い放つ。次の瞬間、腰のホルダーから放たれたガジェットが、デクの足に絡みつき、ひざまずく格好となったデク。大きく映し出されたデクの表情には、驚きと恐怖、そして理解しきれない現実への戸惑いが交錯している。咆哮を上げ、抵抗しようと体をよじるが、拘束は解けない。その隣に立つデクの兄クウェイに、父は「死してこそ認められる」と語りかける。その言葉を聞いたクウェイがゆっくりとデクの方へ歩み出る。
拘束を外そうと力を込め、喉の奥から絞り出すように咆哮するデク。近づいた二人の視線が交わるも、兄の表情の真意は読み取れない。デクは懇願するような声で「父上」と呼びかけるも、兄は腰の剣を抜き、紅い光を放つ刃を構える。喉の奥から絞り出すように咆哮するデク。そんな抵抗も虚しく、デクの顔の前にかざされる刃。もう一度兄を見つめ、デクはその名前を呼ぶ。「ひるむな、弟よ」と告げ、剣を構える兄。デクは大きく息を吸い、目を閉じる。そして、剣が振り上げられる――。
暗闇の中で浮かび上がるのは、“狩る者”であるはずのプレデター・デクの“狩られる”恐怖と屈辱。若きプレデター・デクは、なぜ生存不可能な地・バッドランドに追放されたのか。バッドランドでデクと出会う半身のアンドロイド〈ティア〉を演じたエル・ファニングが「これまでで最も表情の豊かなプレデター」と評した通り、デクの痛みと過酷なサバイバルの始まりが、この1分に凝縮されている。
本編映像
『プレデター:バッドランド』は2025年11月7日(金)より全国で公開
監督:ダン・トラクテンバーグ
出演:エル・ファニング
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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