Netflixシリーズ『イクサガミ』戦神祭が11月13日（木）に東京・浅草寺で行われ、岡田准一、藤﨑ゆみあ、清原果耶、東出昌大、染谷将太、早乙女太一、遠藤雄弥、岡崎体育、吉岡里帆、二宮和也、玉木 宏、伊藤英明、藤井道人監督が登壇した。

原作は、第166回直木賞をはじめ数々の賞を受賞してきた時代小説家・今村翔吾が、武士の時代の終焉を迎えた明治を舞台に描き、”最高のエンタメ時代小説”とも各界から称される同名小説『イクサガミ』シリーズ。時は明治11年、深夜の京都・天龍寺。莫大な賞金を得る機会を与えられた腕に覚えのある志士たち292名がこの地に群がった。告げられたのは、各自に配られた木札を奪い合い、東京に辿り着いたものに賞金が与えられる〈こどく〉という名のゲームのルール。主人公・嵯峨愁二郎（岡田准一）は、妻と子を病から救うため命がけの遊戯ゲームへの参加を決意するのだったー。「無意味に生きる愚か者たち。殺し合え、最後のひとりまで。」時代に取り残されし志士たちの超ド級のバトルロワイヤル―。

母を救うために蠱毒〈こどく〉に参加した少女・香月双葉を演じた藤﨑は「どんなときも双葉が“蠱毒”という世界に入り込んだ理由の原点である母親を救いたい、強い思いと村のみんなのために私がここに来たんだと覚悟を忘れずに演じました」と振り返り、「こどくは過酷で時には残酷な場面も多い」と話しつつ「双葉はどんなときにも人を信じてまっすぐに向き合って希望を持ち続けていたので、その姿がただのやさしさだけではなくて、双葉にしかない強さだと感じて、その強さと自分自身も向き合いながらワンシーンワンシーンを大切に演じました」と振り返った。

本作のキャスト陣について「みなさん本当に素敵な方ばかり」という藤﨑は「清原さんに惚れました。清原さんと一緒のシーンが多かったんですけど、小さいころから好きで見ていて、いざ現場で（清原が）彩八として目の前に立った瞬間に、目が合ってるだけじゃない心を見抜かれているような目線でこちらを見て。彩八が戦うシーン、どのシーンも魅力的で。彩八自身はクールで鋭いんですけど、中は温かくて、思いやりのある役」と絶賛し、さらに「難しいシーンが多くて彩八さんに助けられることが多かったので印象的」と熱く語った。

これに「感激です」と喜ぶ清原は「ゆみあちゃんが現場で地道な努力を重ねていく姿を間近で見させていただいていたので、私も一緒に走り続けられるようにがんばろうと常に思っていたので本当にうれしい」と笑顔を見せた。そんな清原の“一番惚れたポイント”について「うまくいかなかったシーンがあったんですけど、声をかけるのではなくて背中をさすって“大丈夫だよ”と感じた瞬間があって」と感慨深げに語った。そんな藤﨑について、清原は「ものすごい速さでいろんなものを吸収して発散していく姿は惚れ惚れしました」と称賛した。

【写真・文／編集部】

Netflixシリーズ『イクサガミ』はNetflixにて11月13日（木）より世界独占配信
監督：藤井道人、山口健人、山本透
出演：岡田准一
　藤﨑ゆみあ、清原果耶、東出昌大
　染谷将太、早乙女太一、遠藤雄弥、岡崎体育、城桧吏
　淵上泰史、榎木孝明、酒向芳、松尾諭、矢柴俊博、黒田大輔、吉原光夫
　一ノ瀬ワタル、笹野高史、松浦祐也、宇崎竜童
　井浦新、田中哲司、中島歩
　山田孝之、吉岡里帆、二宮和也
　玉木宏、伊藤英明
　濱田岳／阿部寛