『プロパガンダゲーム』の第1話先行上映&トークイベントが11月17日(月)に都内で行われ、山下幸輝、松本怜生、曽野舜太、祷キララ、諏訪珠理、工藤美桜が登壇した。

密室で繰り広げられる先の読めないゲーム展開と衝撃のラストが、単なるエンターテインメント作品にとどまらず、宣伝広告の本質、ネット社会における民主主義とはなにか、そして真実とはなにかを問いかける問題作『プロパガンダゲーム』(根本聡一郎/双葉文庫)を実写ドラマ化。就活生8人が挑むのは、“広告”を武器に国民を戦争へと導く究極の採用試験。政府チームとレジスタンスチームの2チームに分かれ、2つの密室で繰り広げられる情報戦は、仲間を信じるか、利用するか—。チーム戦であり、自らの採用を懸けた個人戦でもある。それぞれの思惑、信念、そして剥き出しになる本性が交錯する心理バトル。そして彼らを試す広告代理店〈電央堂〉は、いったい何を企んでいるのか。SNSが世論を支配する時代を痛烈に映し出す、新感覚の心理ゲーム・エンターテインメント。

“宣伝”がテーマの本作。冒頭では「この作品は宣伝合戦を軸に物語が進んでいきます。みなさんがお使いのSNS、いろんな宣伝手段を使ってこのドラマをたくさん宣伝してほしいと思います」とアピールした山下だが、オファーを受けた際には「本がおもしろくて、これを映像化するとなって撮影が始まるまでワクワクして楽しみでした」と笑顔を見せ、「膨大なセリフ量というのもあり、個人的には挑戦的な作品になると思いました」と振り返った。

松本は「フィクションではあるんですけど、どこか現代社会と類似することがあったりして。時期的にも選挙が多い時期だったので、タイミング的にも今やるから意味がある作品だなと思った」と振り返りつつ「ありがたいと思ったと同時にセリフ量を見てびっくりしました」と山下に共感していた。

そんな中でオファーを受けた際に韓国にいたという曽野は「マネージャーさんから電話が届いて、『やったー!』というのが第一声」と素直な感想を明かし、「優秀な役をやってみたかったので、まずそこでガッツポーズが出まして。台本を読んでいくうちに、『おっ』ということがたくさんありまして。一人一人のセリフが10行というのもあったありして、『これは読みごたえがあるな』と思いました。韓国で浮かれている場合じゃないなと思いました」と笑いを誘った。

【写真・文/編集部】

MBS/TBSドラマイズム『プロパガンダゲーム』は2025年11月18日(火)初回放送開始
【放送】
MBS 11月18日(火)より毎週火曜24時59分~(※初回は11月18日(火)25時19分~)
TBS 11月18日(火)より毎週火曜25時28分~(※初回は11月18日(火)25時48分~)
【配信】
TVer、MBS 動画イズムで見逃し配信

監督:佐々木豪
出演:山下幸輝、松本怜生
 莉子、曽野舜太 志田こはく
 祷キララ、諏訪珠理、工藤美桜/中村俊介
©「プロパガンダゲーム」製作委員会・MBS