世界中を熱狂させた世界中の心を揺さぶった号泣必至のベストセラーSF小説を映画化した『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の予告編第2弾が解禁された。

原作は、『火星の人』が映画『オデッセイ』として映画化されたアンディ・ウィアーの同名小説。2021年5月の刊行直後に、ニューヨーク・タイムズのベストセラー・リスト1位を獲得し、わずか半年でミリオンセラーを達成。科学専門家も“号泣必至”と熱烈に推奨するなど、非常に高い評価を受けている。太陽エネルギーを奪う未知の物質により、〈人類80億人〉が滅亡のカウントダウンに入った地球。原因究明と解決策を求めて、11.9光年先の星への“一か八か”のミッションに放り出されたのは、しがない中学校の科学教師グレースだった─。

今回解禁されたこの予告編では、広大な宇宙の孤独の中、グレースが未知なる生命体と出会うファースト・コンタクトのシーンが描かれる。そして原作ファンが愛してやまないエイリアン“ロッキー”の姿が初めて明らかになっており、異なる種、異なる星に生きる二人の“孤独な科学者とエンジニア”が、ユーモアと知性を武器に宇宙規模の危機に立ち向かう姿を映した映像となっている。

本作の監督のひとりフィル・ロードは「本作は“つながり”の物語であり、“希望”の物語であり、そして“人間とは何か”を問う物語だ」と言い切り、相棒のクリストファー・ミラー監督も「観客は、その途方もなく大きな感情の旅路にまず打ちのめされるはずだ」と本作に自信をのぞかせる。脚本家ドリュー・ゴダードは、地球<80億人>の未来を背負ったこの物語を「科学と、教えること・学ぶことの喜び、そして共感と他者への思いやりの力を信じる物語」と明かしている。ライアン・ゴズリングは主人公ライランド・グレースを「絶望のどん底から、怖れと向き合いながら一歩ずつ前へ進み、再び自分を信じ直していく、ごく普通の男」と表現。彼らの言葉から、本作が観客一人ひとりの胸の奥にも響き渡る──まさに“心を揺さぶる”エモーショナルな物語となっていることは間違いない。

予告編

『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は2026年に全国で公開
監督:フィル・ロード&クリストファー・ミラー
出演:ライアン・ゴズリング、サンドラ・ヒュラー
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント