『映画ラストマン -FIRST LOVE-』のプレミアム点灯式が11月19日（水）に都内で行われ、福山雅治、大泉洋、永瀬廉、木村多江、吉田羊、宮沢りえが登壇した。

本作は、福山演じる全盲のFBI捜査官・皆実広見と、大泉洋演じる孤高の刑事・護道心太朗が凸凹バディを組んで難事件を解決していく、新時代の痛快バディドラマ。主人公・皆実広見は過去のある事故がきっかけで両目の視力を失いながらも、FBIで“事件を必ず終わらせる最後の切り札＝ラストマン”と呼ばれ、数々の事件を解決してきた凄腕の特別捜査官。そして交換留学生としてアメリカからやってきた皆実のアテンド役を命じられたのが、犯人逮捕のためには手段を選ばない孤高の刑事・護道心太朗。肩書も性格も全く異なる2人だったが、徐々に力を合わせて事件を解決する“無敵のバディ”に。さらにドラマ後半では皆実と心太朗の過去の因縁が明らかになり、2人が実の兄弟だったという衝撃の事実が判明。その悲しくも感動的なラストに、視聴者からは「こんなに泣かされるとは」「思いがけず爆泣き」など絶賛の声が寄せられた。

ドラマ終了から時を経て行われた本作の撮影だったが、映画で初参加の宮沢について、福山は「最初は緊張感もあったかと思うんですが、それでもこの作品世界を楽しもうというお気持ちを感じました」と、座長として現場の空気を振り返った。

そんな本作では「ロケーションが素晴らしかった」と振り返る宮沢に、「我が北海道」と自信を見せた大泉。さらに「安心感がありました、大泉さんがいる北海道。いろんな許可とか、全部通っちゃうんじゃないかと。どこでも開けてくれる」と福山が話すと、大泉は「言ってください、使いたいところは」と笑いを誘った。

また、映画の舞台が北海道・函館であることについて、大泉は「『なんで今回函館？やっぱり長崎でやってほしいな』とおっしゃってました」と福山のモノマネを披露すると、「だって大泉さんがね、『ラストマン』の前に『コナン』やられてたでしょ」と“福山のモノマアネ”を福山に、大泉は「僕より濃い福山やめて（笑）」と大爆笑となった。

イベントでは「3、2、1、点灯」の合図で福山と大泉がイルミネーションを点灯し、会場が沸き上がった。その中で、イルミネーションやクリスマスの思い出を聞かれると黙り込んでしまう登壇者たち。「クリスマスの思い出なんかないんですか？」と栗を開いた大泉に、永瀬は「毎年メンバーとクリスマス交換会をしています。額を決めてお互い渡し合おうと。去年も素敵なクリスマスプレゼントをもらいました」と明かした。

また、福山は「最近はできていないんですけど、ライブをやってました」と言うと、観客からは「やってー！」という声が飛び交い、このリクエストが福山は「やります？ちょっと検討します」と笑顔を見せた。
そんな永瀬の撮影現場での様子について「本番前にふざけて、笑ってNG出してた」と話す大泉に、永瀬は「一番ふざけてたのは（大泉）洋さんですよ。他局のドラマの主人公のモノマネをずっとしてた」と暴露。大泉は「あの頃、できるようになったばかりの右京さんをね永遠とやりました」と認め、永瀬は「裏ではずっと杉下右京でした」と明かした。さらに「僕方向にカメラが向いてるとき、ずっと右京さんだから、それにずっと笑ってしまって。口の中を噛んでたんです、笑わないように。撮影終わったら腫れてました」と笑いを誘った。

【写真・文／編集部】

『映画ラストマン -FIRST LOVE-』は2025年12月24日（水）より全国で公開
監督：平野俊一
出演：福山雅治、大泉洋、永瀬廉、今田美桜、ロウン、月島琉衣、寛一郎、谷田歩、黒田大輔、松尾諭、今井朋彦、奥智哉、木村多江、吉田羊、上川隆也、宮沢りえ
配給：松竹
©2025映画「ラストマン」製作委員会