
『ストレンジャー・シングス 未知の世界 5』ファンフェスタ~One Last Adventure~が11月22日(土)に都内で行われ、フィン・ヴォルフハルト(マイク役)、ゲイテン・マタラッツォ(ダスティン役)、ケイレブ・マクラフリン(ルーカス役)、ノア・シュナップウィル役、ダファー兄弟(マット・ダファー&ロス・ダファー)が登壇した。
本作は、1980年代の小さな町ホーキンスに突然出現した<裏側の世界>という“異世界の脅威”に、オタク気質な少年少女とその家族や仲間が力を合わせて立ち向かう、ミステリー・アドベンチャー&青春物語。配信以降、瞬く間に世界中で大ヒットし、様々なエンターテイメントやムーブメントに影響を与えるなど、多くの社会現象を起こしてきた本作の完結となる“過去最大の大冒険”と“最終決戦”がまもなくはじまる。
いよいよ迎えるフィナーレについて、4人の少年たちがそれぞれ相応しいクライマックスを迎えるためにどのような工夫をしたのかを問われたクリエイターのマット・ダファーは「このキャラクターたちが満足のいく結末を迎えられるようにするのが一番難しかったです」と語った。しかし、結末自体は以前から見えていたそうで「僕たちは何年も前からラストシーンを決めていました。そこを目印として、最初からそこに向けて積み上げていきました」と明かした。
特に最後の展開には注力したようで「最後の30分間だけで数週間をかけて、キャラクターたちが着地するべき場所へ着地できるようにしました」と、緻密な構成作業を経て完成させたことを強調した。ロス・ダファーも、長年共にしてきたキャストとファン、そしてキャラクターたち全員が納得できる結末を目指すことが最も重要だったと振り返った。
続いて、シリーズがついに終わりを迎えることについて心境を問われたマイク役のフィンは「まだ作品が世に出ていないので、リアルな意味でまだ終わっていない感覚があります」と率直な気持ちを吐露した。しかし、「実際に終わりのシーンを撮った時に、僕らの中で終わりのプロセスが始まっていました」と語り、撮影中には「小さな『さよなら』の瞬間がいくつもあった」と明かした。それでも、こうしてキャスト全員で日本のステージに立っている瞬間に関しては「みんなで集まっていると、(終わりだということが)あまり重要ではないように感じます」と述べ、キャスト間の強い絆が変わらず続いていることを示唆した。
また、撮影中の忘れられない思い出や裏話について聞かれたダスティン役のゲイテンは「僕たちは現場、セットで成長しました」と感慨深げに語り始めた。特に印象に残っていることとして「シーズン1で地下室にいて、みんなで楽しい時間を過ごしていた時、他のキャストを笑わせようとして、彼らが必死に笑いを堪えているのを見るのが自分にとっては喜びでした」と、初期の撮影現場での微笑ましいエピソードを披露した。ゲイテンは、そうした撮影中の何気ない瞬間にこそ喜びがあったと振り返り、会場は温かい空気に包まれた。
【写真・文/編集部】
Netflixシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界 5』VOL 1(第1~4話)は11月27日(木)10時、VOL 2(第5~7話)が12月26日(金)10時、フィナーレ(第8話)が2026年1月1日(木)10時より世界独占配信
作品ページ













































