「東京コミックコンベンション2025(東京コミコン2025)」(12月5日~7日に開催)のオープニングセレモニーが12月5日(金)に幕張メッセで行われた。

2016年12月の第1回の開催から毎年、海外の有名俳優や著名アーティストとのコミュニケーション、映画で使用されたプロップ(小道具)の展示・撮影、コスプレイヤー同士の交流の場などを設けている「東京コミコン」。今年は12月5日(金)~12月7日(日)に千葉・幕張メッセで開催される。

オープニングセレモニーには、山本耕史(アンバサダー)、中丸雄一(メインMC)、伊織もえ(PR大使)、そしてイライジャ・ウッド、カール・アーバン、クリストファー・ロイド、リー・トンプソン、トム・ウィルソン、クローディア・ウェルズ、ダニエル・ローガン、ジョン・バーンサル、クリスティーナ・リッチ、イヴァナ・リンチ、ノーマン・リーダス、ショーン・パトリック・フラナリー、ジャック・クエイド、セバスチャン・スタン、マッツ・ミケルセン、ピルウ・アスベック、浅野忠信、ジム・リー、C.B.セブルスキー、フランク・ミラーが登壇した。

山本の「東京コミコン2025、スタートです!」という高らかな開会宣言とともに、白い幕に映し出される数々の影。そして、音楽に合わせて幕が振り落とされると、豪華ゲストが横一列に並んで姿を現した。この演出に観客からは大歓声が沸き起こった。

ダニエル・ローガンが「こんにちは、東京!」と元気に挨拶すると、C.B.セブルスキーは、日本のファンのマーベルへの変わらぬ支援に感謝を述べ、「よろしくお願いします」と日本語で呼びかけた。ジャック・クエイドは「こんにちは東京、ありがとう!素晴らしいです」と笑顔を見せた。

また、カール・アーバンが力強く「こんにちは東京!ありがとうございます!」と叫ぶと会場は大きく沸き、イライジャ・ウッドは「こんにちは東京、ありがとう!ここに来られて本当に幸せです。この街も日本も大好きです」と日本への愛を語った。

ノーマン・リーダスは「ありがとうございます。日本が大好きで、もう長いこと日本に来ています」と親日家ぶりをのぞかせ、マッツ・ミケルセンも「東京、また呼んでくれてありがとう。ありがとうございます」と再訪の喜びを噛み締めた。

そして、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのキャストが集結。トム・ウィルソンは「ありがとうございます、東京」と日本語で切り出し、「アメリカから遠く離れた東京に来ましたが、映画を通じて私たちは一つの心を持っていると分かりました」と感動的なスピーチを披露。リー・トンプソンは「こんにちは!ここに来られて幸せです。前回ここに来たのは『ハワード・ザ・ダック』の時でした」と過去の来日を振り返った。さらに、最後にクリストファー・ロイドがステージ中央の扉から登場し、「みんな愛してるよ!ここに来られて嬉しい!」と叫び、ゲストの挨拶を締めくくった。

【写真・文/河野康成】

東京コミコン2025は2025年12月5日(金)~7日(日)に幕張メッセ 展示ホール1~6で開催
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