「東京コミコン2025」ジョニー・デップがステージに登壇！声優・平田広明から“暖簾”をプレゼント

「東京コミックコンベンション2025（東京コミコン2025）」（12月5日～7日に幕張メッセで開催）にて、12月7日（日）に行われたセレブ・ステージにジョニー・デップが登壇した。

2016年12月の第1回の開催から毎年、海外の有名俳優や著名アーティストとのコミュニケーション、映画で使用されたプロップ（小道具）の展示・撮影、コスプレイヤー同士の交流の場などを設けている「東京コミコン」。今年は12月5日（金）～12月7日（日）に千葉・幕張メッセで開催される。

ステージに登壇したデップは、集まったファンに向けて「この会、楽しくなると思います。みんなありがとう」と挨拶。長年にわたり自身を支え続ける日本のファンに対し、「皆さんに、もう本当に深く深く深く深く感謝したいと思います」と深い感謝を伝えた。

イベントには、デップの日本語吹替を長年担当している声優の平田広明も駆けつけ、「ご無沙汰しております。もう10年前に、『チャーリー（とチョコレート工場）』の時以来で」と挨拶を交わすと、デップへの「少し早いクリスマスプレゼント」として、特製の「暖簾」をプレゼント。

平田は「私の知り合いに、海賊の漫画をよく描いている男がおりまして」と切り出し、同じ「海賊」を演じるデップへの粋な計らいに対し、デップはデザインを見るなり「もうこれで自分のことを、自分の身をこれに包みたいぐらいです」と絶賛し、喜びを露わにした。

「実際よりも大勢の皆さんがいるような気がする。まるで私の脳内だけの出来事なのか、あるいは私は病気で病院のベッドに寝ていて、これは現実ではないのかもしれない。分からないが。でも、こうして現実に起こっている間、そしてここにいる皆さんの顔を見ているこの瞬間、ありがとう。あなたたちの応援と、愛と、リスペクトに感謝します」と伝えた。

【写真・文／河野康成】

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