河森正治の初オリジナル劇場長編アニメーション『迷宮のしおり』の本編映像が解禁された。

アニメ監督・河森正治の初オリジナル劇場長編アニメーション『迷宮のしおり』は、“歌”と“SF”と“三角関係”をベースに、現代人の誰もが手にしているスマートフォンあるあるを組み込んだエモーショナルでポップな異世界脱出劇。主人公は普通の女子高生・前澤栞。ある日、突然スマホが割れて、気が付くと誰もいない異世界の横浜に。目の前に現れた謎のウサギのスタンプから「スマホの中に閉じ込められた」と告げられ、現実世界ではもう1人の自分が突如現れて自由奔放に振る舞い出す。もう1人の自分の暴走を食い止めるべく、奇妙なスマホの迷宮から抜け出そうとする、もしかしたらSNS社会で本当に起こるかもしれない異世界青春ファンタジー。新しい学校のリーダーズ・SUZUKAが主人公・栞を、栞が閉じ込められてしまうスマホの中の異世界“無人の横浜”で出会うウサギのスタンプ・小森の声を原田泰造、栞の幼馴染であり、歌とダンスの動画配信にストイックに取り組む女子高生インフルエンサー・倉科希星を伊東蒼、栞のクラスメイトでお調子者の山田を齋藤潤、そして国際的に注目される若き起業家・架神傑をtimeleszの寺西拓人が演じる。

今回解禁された本編映像は、主人公・栞(SUZUKA)と、若き天才起業家・架神傑(寺西拓人)が初めて出会うシーン。希星と撮った動画が、思いがけず多くの人に拡散され“バズ動画”となってしまったことで、不本意なかたちで注目を浴び、どこに出かけるのにも人の視線が気になりはじめる栞。人の視線から逃げ惑う中、「今すぐ削除してもらわないと」と焦る栞が携帯を取り出すと、いつの間にか割れている携帯の画面。不思議に思った栞が目線を上げると、前に現れたのはお馴染みのスタンプたち。“おぱんちゅうさぎ”や“ひとえうさぎ”など人気スタンプたちが栞に襲いかかる。

思わずよろけてしまった栞を支えたのは、ボロボロの白衣に無精髭を生やした傑。「大丈夫ですか?」と長い前髪からドキッとするような瞳を覗かせ、優しい声で近づく傑に戸惑う栞。「スタンプの群れが…」と事情を話すと、傑は「スタンプが見えたのか!?」と驚く。「君は運命の人かもしれない…」と意味深ながらもドキッとさせるようなセリフを残し、走り去っていく。急に現れたミステリアスな傑に赤面してしまう栞が、初めて傑と出会う、まさに“運命的な”シーンとなっている。

2025年の「timelesz project -AUDITION-」で多くの人を魅了した寺西の、声優初挑戦とは思えない魅力たっぷりのキラーフレーズが冴え渡るこのシーン。不思議な魅力たっぷりに現れた傑の真の狙いとはー?そして、栞との関係性はどうなるのか―。

本編映像

『迷宮のしおり』は2026年1月1日より全国で公開
監督:河森正治
キャスト:SUZUKA(新しい学校のリーダーズ)、原田泰造、伊東蒼、齋藤潤、寺西拓人
配給:ギャガ
©『迷宮のしおり』製作委員会