
ティモシー・シャラメ主演『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』の場面写真5点が解禁された。
監督は、『アンカット・ダイヤモンド』(2019)で批評家から絶大な評価を受けたジョシュ・サフディ。これまで弟のベニー・サフディとともにサフディ兄弟として監督してきたが、『The Pleasure of being Robbed』(2008/日本未公開)以来の単独監督作となる。1950年代のNYを舞台に、実在の卓球選手マーティ・リーズマンの人生に着想を得た本作。卓球人気の低いアメリカで世界を夢見る天才卓球プレイヤー、マーティ・マウザー。親戚の靴屋で働きながら世界選手権に参加するための資金を稼ぐ。ロンドンで行われた世界選手権で日本の選手に敗れたマーティは、次回日本で行われる世界選手権へ参加し、彼を破って世界一になるために、ありとあらゆる方法で資金を稼ごうとする…。マーティを演じるのはティモシー・シャラメ。共演にはグウィネス・パルトロウ、マーティの友人役としてタイラー・ザ・クリエイターが初の演技に挑戦。そのほかマーティの恋人役にオデッサ・アザイオン、ケイの夫でインク会社の社長ミルトンをケビン・オレアリーが演じる。
今月2日、ニューヨーク映画祭(NYFF)でプレミア上映が行われた本作、Rotten Tomatoesで97%の高評価を獲得し、ティモシーの熱演が評論家を魅了した本作。第83回ゴールデングローブ賞では、作品賞(ミュージカル・コメディ部門)、主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門/ティモシー・シャラメ)・脚本賞の計3部門にノミネートを果たし、批評家らから高い評価を得た。ティモシーは、史上最年少で5度目のゴールデングローブ賞ノミネートとなった。
12月9日時点で50部門にノミネート、うち5部門を受賞。評論家からは、「シャラメは蒸気ローラーのような大胆なキャラクターを演じ、初のオスカー受賞に向けて、自信に満ちた賭けに出た。誰か一人を選ぶなら、全額シャラメに賭けろ。今すぐに!(THE STANDARD)」「マーティは嫌なやつだ。でも憎めないやつでもあって、シャラメは決して観客を置いていかない。熱狂的な激しい演技で満ちたこの映画の中で、スターである彼は際立っており、すべてを巻き込み抑え込んでいるにも関わらず、圧倒的存在感を放っている。(Empire Magazine)」「“マーティ・シュプリーム”ことティモシー・シャラメは、ときに殴りたくなるほどのキャラなのに、思わず信じたくなる象徴的なキャラクターとして成立させている。(Variety)」「『マーティ・シュプリーム』でティモシー・シャラメは偉大な存在になり得ると証明した。(Rolling Stone)」といった絶賛の声が相次いでおり、アカデミー賞®獲得が期待される。
また、12月8日にはLAプレミアが開催され、グウィネス・パルトロウ、オデッサ・アザイオン、ケビン・オレアリーに加えて、マーティのライバルである卓球選手・エンドウを演じた、東京デフリンピック2025代表・川口功人(トヨタ自動車)が登壇。しっかりと肩を組んだ4人のオフショットも到着した。オデッサが着用しているのは、ティモシーがプロデュースした本作のオリジナルグッズ。キャストの親密さがうかがえるショットだ。
そして、場面写真5点が解禁された。誰かと電話するマーティのチャーミングな表情が魅力的なカットや、世界一の卓球選手を目指すマーティのプレー中の一幕が到着。さらに、グウィネス演じるアメリカの有名女優・ケイのオーラが伝わる1枚や、マーティとオデッサ演じる恋人との逢瀬を切り取ったものも。そして、本作で演技デビューを果たしたタイラー・オコンマ(タイラー・ザ・クリエイター ラッパー)との場面写真で、万年金欠、世界選手権に挑むための資金も底をついているはずのマーティが手にしているのは大量のドル紙幣。この大金はどこから出てきたのか―。
『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』は2026年3月よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開
監督・脚本:ジョシュ・サフディ
出演:ティモシー・シャラメ、グウィネス・パルトロウ、オデッサ・アザイオン、ケビン・オレアリ―、タイラー・オコンマ(タイラー・ザ・クリエイター・ラッパー)
配給:ハピネットファントム・スタジオ
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