
実写映画『ルックバック』の超特報映像と、是枝裕和監督のコメント映像が公開された。
シリーズ累計3,400万部を突破し、劇場公開中の「レゼ篇」は2025年11月現在、全世界での興行収入が270億円を超える大ヒットとなっている『チェンソーマン』や、『ファイアパンチ』などの代表作を持つ漫画家・藤本タツキによる漫画『ルックバック』。2021年に少年ジャンプ+で公開されると当時に、著名なクリエイター陣をはじめとした数多くの漫画ファンの間で話題を呼び、初日で閲覧数250万以上を記録。日本のみならず、37の国と地域で出版をされるなど世界に広がっています。2024年には劇場アニメ化され興行収入20.4億円の大ヒット。海外でも33の国と地域で上映されるなど、国内外からの高い評価を受けている。そんな『ルックバック』を、『万引き家族』(2018)でカンヌ国際映画祭最高賞パルム・ドールに輝き、最新作が常に世界で待望されている映画監督・是枝裕和がメガホンをとり、実写映画化。2026年の公開となり、すでに韓国、台湾での上映も決定している。
今回、12月21日(日)にジャンプフェスタ2026の会場で、本編映像初解禁となる30秒の超特報映像と、是枝監督コメント動画が発表され、オンラインでも公開された。超特報映像は漫画を描く手元と音からスタート。音楽にのせ、藤野の背中、どてら姿の京本の背中、漫画を描く2人などが、移り変わる季節とともに描かれ、原作の名場面が思い起こされるシーンも垣間見える。
本作では是枝監督の希望で、全編フィルムでの撮影を敢行。映画では初タッグとなるカメラマン・上野千蔵とともに、美しい四季とあわせて藤野と京本の姿を丁寧にフィルムに焼き付けた。
音楽はドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』、アニメ『怪獣8号』などの映像作品や米津玄師、宇多田ヒカルらの楽曲を手がける音楽家・坂東祐大が担当し、今回の超特報の音楽も制作している。坂東も是枝監督の演出するCMに音楽で参加したことはあるものの、映画では初めてとなる。
さらに、是枝監督のコメントは7月の撮影時に、秋田県にかほ市で収録したもので、原作漫画『ルックバック』への思いなどが語られる約2分の映像。なお、撮影は2025年2月〜4月、5月で冬・春編、7月に夏編、11月に秋編と長期にわたって行われた。
超特報映像は12月26日(金)より全国の劇場(一部劇場を除く)にて上映となり、先日発表となった2点のビジュアルを使用したチラシ、ポスターも同日より掲出される。
超特報映像
是枝裕和監督コメント映像
坂東祐大(音楽)コメント
大学院生の頃、早稲田松竹で『歩いても 歩いても』と『海街diary』の二本立てを観た日、是枝監督がふらりと劇場に現れ、上映前に挨拶をされたことがありました。
いつか是枝組に参加してみたい――そう思うようになって、10年以上が経ちます。
そして今回、初めて是枝組の映画に参加させていただくことになりました。
藤本タツキ先生の唯一無二のストーリーのもと、素晴らしい演技、四季折々の美しいにかほの風景、そしてその時間を丁寧なまなざしで捉え刻み込まれた格調高いフィルム映像。音楽でもこの世界を丁寧に紡げていけたらと思います。
ご期待ください。
『ルックバック』は2026年に公開
監督:是枝裕和
配給:K2 Pictures
©藤本タツキ/集英社 ©2026 K2Pictures・集英社




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