現代アメリカを代表する犯罪小説の巨匠ドン・ウィンズロウの原作を映画化した極上のクライムアクション・スリラー『クライム101』の日本版予告編、ポスタービジュアル、場面写真が解禁された。

アメリカ西海岸線を走るハイウェー<101>号線上で、数百万ドルの宝石が消える強盗事件が多発。4年間にも及ぶデーヴィスの犯行は一切のミスがなく完璧だったが、人生最大の大金を得るために高額商品を扱う保険会社に勤めるシャロンに接触し、共謀を持ちかけたことから思わぬ綻びを見せ始める。1,100万ドル(約16億円)の宝石をターゲットに、シャロンとの裏取引は成功したかのように見えたが、犯罪組織からの追跡や警察内部の陰謀、そしてルー刑事の執拗な捜査網にそれぞれの思惑が絡み合い、デーヴィスの完璧だった犯罪計画とルールが崩れていく―。監督・脚本を手掛けるのはバート・レイトン。主演のクリス・ヘムズワースとマーク・ラファロは『アベンジャーズ/エンドゲーム』以来の共演となり、強盗VS刑事の息詰まる対決を見事に演じている。また、ハル・ベリーやバリー・コーガン、ニック・ノルティやモニカ・バルバロなど、アカデミー賞®に絡む名優が多数出演し、圧巻の名演技を披露する。

今回解禁された予告編では 「あなたには秘密がある―。車も服もイケてるけど…目を見て話せない」という、“追われる男”デーヴィス(クリス・ヘムズワース)の共謀者となるシャロン(ハル・ベリー)の謎めいた一言から始まる。彼は高級なスーツと時計を身に着け、悪者だけをターゲットにし、痕跡は一切残さない、そして必ずハイウェー101号線に出没する、という独自のルールのもと白昼堂々、狙ったものを確実に奪う犯罪者だった。
そんな<姿なき犯罪者>の尻尾を掴もうと、“追う男”ルー刑事(マーク・ラファロ)が、多発する強盗事件は全て同一人物によって起きており、犯罪にはパターンがあることに気づく。車のライトやネオンに彩られた夜のロサンゼルスで、デーヴィスに対抗する組織のオーマン(バリー・コーガン)に狙われ、決死のバイクチェイスやカーチェイス、銃撃戦などの激しいアクションが展開、<暗黒の闇>が浮き彫りになっていく。

そしてデーヴィスとルー刑事の出会いのシーン。運転手と乗客に扮した2人。バックミラー越しのほんの短い一言からの目配せだけで、デーヴィスとルーの駆け引きが繰り広げられる。シャロンとの出会い、そして徐々に近づいてくるルー刑事とオーマンによって彼のルールが崩れ始め、デーヴィスは自分に残された時間が短い事を悟る。スタイリッシュな映像と、スリリングな展開に手に汗握る大人のクライムアクションに期待が高まる映像となっている。

予告編

併せて場面写真が解禁された。ハイウェー101号線沿いで悪者から数百万ドルの宝石を狙う強盗であるデーヴィスが、近しい関係にある女性・モニカと食事を楽しむような日常の1コマや、険しい表情で車を運転する犯罪者としての姿が映し出されている。そして彼を追う男たち…独自のルールを炙り出し、見えない犯罪者をじわじわ追い詰めるルー刑事や、デーヴィスに対抗する犯罪組織のオーマンが誰かに電話している姿など、それぞれの表情からも緊迫した様子が窺える。さらに、デーヴィスと共謀するシャロンが出会うシーンなども切り取られている。保険会社に勤めるシャロンに共謀を持ちかけたことで、デーヴィスの完璧な計画に綻びが生じ始める…。豪華俳優陣が織りなす複雑に絡み合う人間関係にも注目だ。

『クライム101』は2026年2月13日(金)より全国で公開
監督&脚本:バート・レイトン
出演:クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロ、バリー・コーガン、モニカ・バルバロ、コーリー・ホーキンズ、ジェニファー・ジェイソン・リー、ニック・ノルティ、ハル・ベリー
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント