マーゴット・ロビーが主演とプロデューサーを務める衝撃のノンストップ・ラブミステリー『嵐が丘』の本予告映像、本ビジュアルが解禁された。

原作はエミリー・ブロンテ生涯唯一の作品となった世紀のベストセラー小説「嵐が丘(Wuthering Heights)」(1847年刊)。世界で最も知られた作品の一つとして、今日に至るまで多くの国で翻訳出版され数多く舞台化。映画作品としては、1939年公開作の監督ウィリアム・ワイラー、主演ローレンス・オリビエではアカデミー賞®8部門にノミネート、1992年公開作の監督ピーター・コズミンスキー、ジュリエット・ビノシュ&レイフ・ファインズ共演も知られており、日本では監督・吉田喜重、出演・松田優作で1988年公開されるなど、過去何度も映像化され、多くの世界中にクリエーターへ影響を与え続けている不朽の名作だ。物語の中心を成すキャサリンとヒースクリフを演じるのはマーゴット・ロビーとジェイコブ・エロルディ。

今回解禁された予告編では、イギリス・ヨークシャーの広大な大地を背景に、身分の違いを越え、幼少期より心惹かれあうキャサリンとヒースクリフが描かれる。“無邪気”に微笑みあう2人のカット、そして大人の階段を上るにつれ、「もしお金持ちになったら何したい?」と、希望に溢れた未来を語り合う2人。キャサリンの元を一時去ったヒースクリフが、“大人の男”として容姿を整え、あたかも王子様のように再び登場する印象的なシーン。ますます惹かれあい、愛を深めていく2人と、それを止めようとする周りの人間たち。「キスしよう。二人の運命がどうなろうとも」のセリフで終わる―果たして、この2人の運命に待ち受ける未来とは…。心揺さぶられる映画体験をこれ以上ないほどに期待させる仕上がりの予告編となっている。

さらに本作「嵐が丘」をエモーショナルにしているのは、世界的ポップアイコンとして圧倒的な存在感を放つチャーリーXCXの参加だ。2013年のデビュー以降、「I Love It」で世界的ブレイクを果たし、2024年にはアルバム『BRAT』が“ブラット・サマー”現象を巻き起こすなど、ミレニアル&Z世代を代表するアーティストとして確固たる地位を築いてきた。その評価は音楽界でも高く、第67回グラミー賞では9部門にノミネート、3部門を受賞するなど、現代ポップシーンの中心に立つ存在として広く認められている。 本作では、チャーリーXCXが映画全体の音楽世界を包括的に手がけ、物語に宿る激しさと儚さを鮮烈な情感で描き出した。

脚本を読んだ瞬間に強い衝動が生まれたと語る彼女は 「脚本を読んで、すぐにインスピレーションが湧いてきて、この世界観に寄り添う楽曲を1曲ではなく、複数作り始めたの。前作のアルバム制作で深く潜っていたところだったから、まったく新しい、真逆の世界へ飛び込めることにワクワクしたわ。『Wuthering Heights』と聞いて思い浮かぶのは、情熱と痛み、イングランド、荒野、泥と寒さ、そして執念と強さだった。」と、その制作背景を明かす。 彼女が生み出した楽曲の中でも、「Can’t breathe without you / あなたがここにいないと息もできない」と歌う、本予告にも使用されており、劇中歌としても流れる『Chains of Love』は、理性では抗えない “究極の愛”という本作のテーマをエモーショナルに表現。映像に深い余韻と激しさを与え、本作のストーリーをさらに高い次元へと押し上げている。

本予告映像

『嵐が丘』は2026年2月27日(金)より全国で公開
監督・脚本:エメラルド・フェネル
出演:マーゴット・ロビー、ジェイコブ・エロルディ
配給:東和ピクチャーズ・東宝
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