河森正治の初オリジナル劇場長編アニメーション『迷宮のしおり』の音声ガイドナレーションを置鮎龍太郎が務めることが発表された。

アニメ監督・河森正治の初オリジナル劇場長編アニメーション『迷宮のしおり』は、“歌”と“SF”と“三角関係”をベースに、現代人の誰もが手にしているスマートフォンあるあるを組み込んだエモーショナルでポップな異世界脱出劇。主人公は普通の女子高生・前澤栞。ある日、突然スマホが割れて、気が付くと誰もいない異世界の横浜に。目の前に現れた謎のウサギのスタンプから「スマホの中に閉じ込められた」と告げられ、現実世界ではもう1人の自分が突如現れて自由奔放に振る舞い出す。もう1人の自分の暴走を食い止めるべく、奇妙なスマホの迷宮から抜け出そうとする、もしかしたらSNS社会で本当に起こるかもしれない異世界青春ファンタジー。新しい学校のリーダーズ・SUZUKAが主人公・栞を、栞が閉じ込められてしまうスマホの中の異世界“無人の横浜”で出会うウサギのスタンプ・小森の声を原田泰造、栞の幼馴染であり、歌とダンスの動画配信にストイックに取り組む女子高生インフルエンサー・倉科希星を伊東蒼、栞のクラスメイトでお調子者の山田を齋藤潤、そして国際的に注目される若き起業家・架神傑をtimeleszの寺西拓人が演じる。

今回、置鮎龍太郎が音声ガイドナレーションを務めることが発表された。本作は公開初日から、「UDCast」方式に対応したバリアフリー音声ガイド、バリアフリー日本語字幕が付いており、すべての上映劇場で使用可能となっている。その音声ガイドナレーションを務めるのは声優・置鮎龍太郎。河森正治監督がマシンデザインを務めた『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』でフランツ・ハイネルの声をつとめたことで、河森監督とも縁がある置鮎が、ガイドによって、映画の新たな魅力を引き出す。

置鮎龍太郎 コメント

私が初めてレギュラーで役をいただいた作品が、河森監督がマシンザインを担当された『サイバーフォーミュラ』。その主人公マシンでもあるアスラーダが登場する河森監督の作品に音声ガイドとしてでも携われるなんて光栄です。脇を固めるスター声優の皆さんも何と贅沢な事。アレとアレも、無限にアレますし、兎に角ご覧あれ♪
『私は』『私は』、グッと来ました。

『迷宮のしおり』は2026年1月1日より全国で公開
監督:河森正治
キャスト:SUZUKA(新しい学校のリーダーズ)、原田泰造、伊東蒼、齋藤潤、寺西拓人
配給:ギャガ
©『迷宮のしおり』製作委員会