アベンジャーズ新章へ――『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の新映像が解禁された。

世界中に衝撃と感動を巻き起こし、全世界歴代興行収入第2位(約28億ドル/約4200億円 *$1=150円)の破格のメガヒット超大作『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)の興奮から7年──「アベンジャーズ」の名を冠し、新たなはじまりを迎える劇場映画最新作『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』が2026年12月18日(金)から日米同時公開。アイアンマンとしてマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)をけん引し、「エンドゲーム」で“映画史に残る完璧な別れ”を演じて世界を涙させたロバート・ダウニー・Jr.が、怪しく輝くシルバーのマスクをまとう科学者ドクター・ドゥーム役でヴィランとしてMCUに復帰する。

先週に第1弾としてスティーブ・ロジャースが復帰を果たす衝撃の映像が解禁され、世界中で大きな反響を呼んだ。初代キャプテン・アメリカとして知られるスティーブは、懐かしむようにキャプテン・アメリカのスーツを手に取る一方、次のカットでは我が子と思しき赤ちゃんを優しく抱き、父としての穏やかな一面ものぞかせていた。この映像にSNS上では「“匂わせ”ではなく、物語として描いてくるのがMCUらしい」、「父としてのスティーブと、キャプテン・アメリカとしてのスティーブ。その対比に胸を打たれ過ぎた」、「沈黙を貫いてきたクリス・エヴァンスだからこそ、この復帰には重みがある」など、熱量の高い声が相次いだ。

その熱狂が冷めやらぬ中、2週連続でファンを驚かせる新映像が公開された。今回は、「アベンジャーズ」シリーズへ“電撃”復帰を果たすクリス・ヘムズワース演じるソーの姿を映し出す内容。以前公開された本作の総勢27人の出演者を明かす映像では、堂々たるトップバッターとしてクリス・ヘムズワースの名前が掲げられると世界中に揺るぎない存在感と期待が広がり、“アベンジャーズ”シリーズに欠かせない存在であることが改めて証明されたソー。我らが“雷神”が再び豪快に暴れ回る姿が見られるだろうか―。

解禁された映像は、『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』の公開2週目から劇場限定で上映されていた映像だ。全編にわたって“アベンジャーズ”のテーマ曲が優しく奏でられすでにエモーショナルさ全開な中、ソーが登場。しかし、その姿はいつもの豪快で凛々しい彼ではなく、迫りくる“あまりにも強大な敵”の存在からか、緊張が漂っている。ソーの2022年の登場作『ソー:ラブ&サンダー』のラストでは、引き取った義理の娘ラブと日々を過ごし、愛する我が子の成長を見守りながら、時には共に戦う姿を見せていたソー。

そして今回の映像では、これまでの戦士としての姿ではなく、ひとりの父として、「こんな運命を想像したことはなかった。子どもと、嵐と無縁の暮らし」「新たな敵を倒し、あの子の元に帰りたい。戦士ではなく守る者として。危機から遠ざけ、教えてやりたい。俺の知らない安らぎを…」と切実な願いを口にする。
“アベンジャーズ”の最強格の一人である無双感あふれた“雷神”さえも脅威を抱く敵の全貌は果たして―。

本作の監督は、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)、「エンドゲーム」(2019)でも監督を務めたルッソ兄弟ことジョー・ルッソ&アンソニー・ルッソ。「エンドゲーム」以来のMCU復帰作となる本作についてジョーは「この作品が魅力的なのは、新しい“はじまり”だからなんだ。僕たちは終わりの物語を(「エンドゲーム」で)語った。そして今度ははじまりの物語を語るよ。僕たちを再び呼び戻すことができたのは、“正しい物語”だけだったんだ」と力を込めている。全てが謎のベールに包まれたままの『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』。MCUの歴史のすべてを知るマーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギにも、「「ドゥームズデイ」は25年間この世界に関わってきた私にとっても、どこか非現実的な体験です」と言わしめる本作のすべては約1年後、2026年12月18日に明らかとなる。

新映像

『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』は2026年12月18日(金)より日米同時劇場公開
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©2025 MARVEL.