撮影/河野康成
『架空の犬と嘘をつく猫』の初日舞台挨拶が1月9日(金)にTOHOシネマズ日比谷で行われ、高杉真宙、伊藤万理華、深川麻衣、安藤裕子、向里祐香、安田顕、森ガキ侑大監督が登壇した。

原作は、『川のほとりに立つ者は』で本屋大賞にノミネートされた寺地はるなの同名小説。脚本は『浅田家!』で日本アカデミー賞脚本賞を受賞した菅野友恵。弟の死により現実を見なくなった母親を筆頭に、家族誰もが”不都合な真実“から目をそらし、それでもなお一緒に暮らしている、機能不全の羽猫家の約30年間を描いた物語。不完全で、やっかいで、でもどこか愛おしい―。そんな家族の“嘘”と“絆”を、丁寧に映し出していく。主人公・羽猫山吹を演じるのは高杉真宙。山吹の幼馴染で恋人となる佐藤頼を伊藤万理華、山吹の初恋の相手・遠山かな子を深川麻衣が演じ、正反対の女性像を体現する。また母・雪乃を安藤裕子、姉・紅を向里祐香、父・淳吾を安田顕、そして祖母役に余貴美子、祖父役には柄本明ら幅広い世代の実力派俳優たちが集結した。

イベントでは、2026年を迎えたことにちなんで、“新年の抱負”をフリップで披露した。主演の高杉が記した言葉は「身体だけ!!鍛える」。この意味について高杉は「心はもう鍛えあがってる。だから大丈夫。身体だけ鍛える」と力強く断言した。

その背景には昨年の反省があるようで「毎年抱負と言われると『筋トレ』や『筋肉隆々』と書いていたけれど、あまり叶っていない」と告白。昨年は「筋肉を増やしたいなら、まず食べて体重を増やさなきゃ」と考え食事量を増やしたものの、「顔が丸くなってスタイリストさんやメイクさんに注意され始めた」と苦笑い。「単に筋肉隆々になりたいだけだったのに、良くなかった」と振り返り、2026年は「太らずに、身体だけ鍛える」ことを目標に掲げた。

「健康第一と書こうとした」という伊藤が発表した抱負は「犬と仲良くなる 猫も」。伊藤は「まいまい(深川)の飼っている犬と仲良くなりたい」と笑顔を見せた。さらに「昨日も一緒にお散歩していたんですけど、うちのわんこにクッキーを買ってくれて」と話す深川に、伊藤は「餌でつって、ちょっとずつ信頼を得られ始めてる」と明かした。さらに「家族まるまるで行きたい。静岡まで行く」という伊藤に、深川は「遊びに来て」と仲の良さをうかがわせた。

その深川の抱負は「かろやか~」。今年の干支である「午(うま)」にかけ、「馬にかけて軽やかでいることって最強だなと思って。柔軟に、軽やかに駆け抜けていく一年にできたら」と、しなやかな姿勢で一年を過ごす決意を語った。

【写真・文/河野康成】

『架空の犬と嘘をつく猫』は全国で公開中
監督:森ガキ侑大
出演:高杉真宙
 伊藤万理華、深川麻衣、安藤裕子、向里祐香、ヒコロヒー
 鈴木砂羽、松岡依郁美、森田想、高尾悠希、後藤剛範、長友郁真、はなわ/安田顕、余貴美子、柄本明
配給:ポニーキャニオン
©2025 映画「架空の犬と嘘をつく猫」製作委員会