
劇場アニメーション『この本を盗む者は』の大ヒット記念舞台挨拶が1月10日(土)に新宿バルト9で行われ、片岡凜(御倉深冬役)、田牧そら(真白役)、上田麗奈(原田夏芽役)、高橋李依(春田栞役)が登壇した。
行こう、盗まれた真実をつかまえに―。本泥棒を追って呪われた物語を旅する“謎解き冒険ファンタジー”。「本なんて、読まなければよかった……!」書物の街・読長町に住む高校生の御倉深冬。曾祖父が創立した巨大な書庫「御倉館」を代々管理する一家の娘だが、当の本人は本が好きではなかった。ある日、御倉館の本が盗まれたことで、読長町は突然物語の世界に飲み込まれてしまう。それは本にかけられた呪い――“ブックカース”だった。呪いを解く鍵は、物語の中に――町を救うため、深冬は不思議な少女・真白とともに本泥棒を捕まえる旅に出る。泥棒の正体は一体誰なのか?そして、深冬も知らない“呪い”と“御倉家”の秘密とは……?2人の少女が“本の世界”を旅する、謎解き冒険ファンタジーが開幕。すべての呪いが解けるとき、あなたは奪われた真実と出会う―。
12月26日(金)の公開から2週間が経ち、周囲からの反響について片岡は「事務所のマネージャーさんと社長がすごく褒めてくださって嬉しかった」と笑顔を見せた。田牧も「家族や知り合い、友達がたくさん観てくれた」と語り、「感動して泣いちゃった」という感想をもらったことを嬉しそうに報告した。
そんな2人は本作が声優初挑戦となったが、アフレコでは壁ドンをした、手を繋いで収録していたという話題になると、「え、本当に!?いいですね!」と興奮気味の高橋。上田も「マイクを2本立てて、近くに立っている状態で?」と興味津々の様子だった。さらにどのシーンかが説明されると上田は「すごくほっこりしていたシーンだったので、そんな裏話があったなんて今初めて知って、もう一回見たいってなりました」と笑顔を見せた。
また、同じ事務所に所属する同期でもある上田と高橋。タイトルにちなんで「お互いに盗みたいところは?」と聞かれると、高橋は「くれるんですか?」と笑いを誘いつつ上田の「思考力」を挙げ、「私が麗奈の思考力を手に入れたら、この声をどうやって使うのかなと知りたい」とコメント。「私の声で麗奈の脳みそが入ったらどうなるんだろうみたいなものは興味がある」「麗奈の思考力をいただいて今後の引き出しを増やしたい」と語った。
一方、上田は「私は役に集中して向き合うタイプなので客観視が苦手」と自己分析し、「客観的な視点で物語を捉えるのにすごく時間がかかるから、家での練習量がすごく多くなっちゃう。李依の広く見る視点があったら、すごくコスパが良さそうだなと(笑)」と独特な表現で会場を笑わせた。
また、片岡は「この物語を通して感じたことを、大切な方にシェアしていただきたい」、田牧は「心が温まる作品だと思うのでたくさん見ていただきたいです。原作を読んでいただくとまた違った楽しみ方があると思う」とアピール。上田は「物語に触れる楽しさや、物語への好きの気持ちを大事にしていいんだと思えた」と語り、「まるで本を読んでいるかのような体験で、みなさんも何度も味わっていただいてこの作品を愛していただけたらうれしいです」、高橋は「この映画を見て、どのシーンにグッときたか、どういうメッセージを受け取ったかは一人ひとり違うと思う」と述べ、「ご自身の中で芽生えた気持ちを大切にしていただいて、自分に気づける映画になっていたら素敵だなと思っています」とメッセージを送った。
【写真・文/河野康成】
『この本を盗む者は』は全国で公開中
監督/コンテ/演出:福岡大生
配給:角川ANIMATION































