主演・森七菜×監督・長久允によるオリジナル長編映画『炎上』の追加キャストが発表された。

オリジナル脚本で描かれる本作で、脚本・監督を手がけるのは長久允。長久監督は2017年に公開された短編映画『そうして私たちはプールに金魚を、』が第33回サンダンス映画祭ショートフィルム部門のグランプリを日本映画として初受賞。続いて、2019年に公開した長編映画デビュー作『WE ARE LITTLE ZOMBIES』も第35回サンダンス映画祭で日本映画として初めて審査員特別賞のオリジナリティ賞に輝くなど、その作家性が世界からも絶賛されている。本作も第42回サンダンス映画祭「NEXT」部門にノミネートされることが発表されている。主人公・小林樹里恵(通称:じゅじゅ)を演じるのは森七菜。両親に厳しく育てられ、自身の感情を表現することが苦手な樹里恵は、ある日、家族との関係に耐え切れず家を飛び出してしまう。SNSを頼りに辿り着いた先は新宿・歌舞伎町。初めて知る新たな世界で、様々な人との出会いを経て、自分の意思を持つことができるようになった彼女にとって、そこは唯一安心できる居場所となったはずだったが…。

今回、森七菜演じる樹里恵とともに、新宿・歌舞伎町に生きる様々な事情を抱えた若者たちが発表された。樹里恵とは⼀時保護施設で出会い、歌舞伎町で行動を共にすることが多くなる三ツ葉葉子(通称:三ツ葉)役を演じるのは、ゆりやんレトリィバァが初の映画監督に挑戦した映画『禍禍女』への出演や、役所広司主演、ヴィム・ヴェンダース監督の『PERFECT DAYS』でも光る演技を披露したアーティストのアオイヤマダ。樹里恵と初めて友達になり、彼女をグループに招き入れる鶴川真(通称:リス)には、近年ドラマや映画に多数出演し、映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』でも注目の若手俳優・曽田陵介。

樹里恵たちがいるグループのリーダーで、歌舞伎町に集まる10代の子供たちの親代わりとなり、住む場所や仕事を与えている“神”的存在、上条いつき(通称:KAMIくん)を演じるのが一ノ瀬ワタルだ。Netflixシリーズ「サンクチュアリ -聖域-」で注目を集めて以降、ドラマ「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」やNetflixシリーズ「イクサガミ」など続けて話題作に出演する一ノ瀬が、本作でもその強烈な存在感を放ち、若者たちの居場所である歌舞伎町のリアルと危うさを体現している。

その他、車椅子で若者たちとともに歌舞伎町で生活するマスミ役に広田レオナ、マスミの車椅子を押しているシャイで声が小さい阿Q役を森かなたが演じ、眼帯をつけ、暇さえあれば歯を磨いているグループメンバーの一人・Ora役として、ニューウェーブ・テクノポップ・バンドLAUSBUBのボーカル・ベースとしても活躍する髙橋芽以が出演している。ほか、樹里恵と共にトー横にたむろするキッズを、フルフェイス役・高村月、わら役・きばほのか、こころ役・月街えい、ハク役・川上さわ、鳥ちゃん役・ユシャ、マイマイ役・みおしめじらが演じている。

さらに樹里恵が唯一気に掛ける家族で、一人家に残してきてしまったと心配し続ける妹・貞奈役を担うのはNHK連続テレビ小説「おむすび」、現在放送中のNHK Eテレ「姫とボクはわからないっ」など作品が絶えない新津ちせ。樹里恵の母役には女優、そしてシンガー・ソングライターとしても活躍している松崎ナオ、そして2人の姉妹を厳しい教育で追い詰める父役には舞台・TVドラマ・映画などで様々な役柄を演じ続けている古舘寛治らの出演も発表。主演・森七菜をはじめ、個性と実力を兼ね備えた若手キャストらと実力派俳優が長久監督のもとに集結した。

そして映画音楽を手掛けたのは髙橋と同じくLAUSBUBの岩井莉子と愛印の山田勝也、小嶋翔太だ。LAUSBUBの2人は髙橋が劇中での演技、そして岩井が音楽と映画への彩りを添えている。さらに主題歌を担当したのは作曲家・窓辺リカ。彼女が手掛ける楽曲「炎上」は作詞を長久監督自らが手掛けたポップな音楽となっている。

『炎上』は2026年4月10日(金)より公開
監督・脚本:長久允
出演:森七菜、アオイヤマダ、曽田陵介
 古舘寛治、松崎ナオ、新津ちせ
 森かなた、髙橋芽以(LAUSBUB)、高村月、きばほのか
 月街えい、川上さわ、ユシャ、みおしめじ
 広田レオナ、一ノ瀬ワタル
配給:NAKACHIKA PICTURES