
萩原利久×古川琴音 W主演『花緑青が明ける日に』が第76回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に正式出品されることが決定した。
日本画家としての活動を軸に、新海誠監督や片渕須直監督など名だたる監督のアニメーション作品に参加し、CMやミュージックビデオなどジャンルを超えて様々な創作活動を行ってきた四宮義俊が、自身のオリジナル脚本で描く、初の長編アニメーション監督作『花緑青が明ける日に』。映画タイトルにある“花緑青”とは燃やすと青くなる緑色の顔料で、かつて花火の材料に使われていたが、美しさと引き換えに毒性を含むことから幻となった。物語の舞台は創業330年の花火工場・帯刀煙火店。再開発による立ち退きの期限が迫る中、幻の花火<シュハリ>とそこで育った若者たちの未来をめぐる2日間の物語を描き出す。声優初挑戦となる若手実力派俳優の萩原利久と古川琴音がW主演を務め、等身大かつ瑞々しい演技で命を吹き込む。さらに時代を代表する傑作を彩り続ける入野自由と、数々の話題作で圧倒的な存在感を放つ岡部たかしが脇を固める。
今回、本作『花緑青が明ける日に』が第76回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に正式出品されることが決定した。ドイツ・ベルリンで毎年2月に開催されるベルリン国際映画祭は、カンヌ国際映画祭、ベネチア国際映画祭と並ぶ世界三大映画祭のひとつ。これまでに黒澤明監督や山田洋次監督、大林宣彦監督、行定勲監督、三宅唱監督など各時代を代表する名だたる映画監督たちが評価されてきた。
本作が選出されたコンペティション部門では過去に『武士道残酷物語』(第13回/今井正監督)、『千と千尋の神隠し』(第52回/宮崎駿監督)が金熊賞に輝き、『偶然と想像』(第71回/濱口竜介監督)が銀熊賞(審査員グランプリ)を獲得、アニメ作品では3年前に『すずめの戸締り』(第73回/新海誠監督)が選出されたことも記憶に新しい。本作は日本画家・四宮義俊が初めて手掛けた長編監督作。長編監督デビュー作が同部門に選出されることは非常に珍しく、日本映画としては『夢の女』(第43回/五代目坂東玉三郎監督)以来、33年ぶりの選出となる。
四宮義俊(原作・脚本・監督)コメント
一緒に机を並べ手を動かしてくれた方、声や音に関わってくれた方、数多ある可能性の一つ一つが画面に結晶として現れ融合した結果ベルリンまで届いたのだと思います。
とても小さな物語が世界を一周し、三月にはまた日本に戻ってきます。その時にはおそらく世界共通の物語としてこの映画を楽しんでいただけることと思っています。
このニュースで初めて『花緑青が明ける日に』の存在を知っていただけた方々にとって、劇場で鑑賞するきっかけの一つになっていただければとてもうれしいです。
萩原利久(敬太郎 役)コメント
ベルリン国際映画祭コンペティション部門に『花緑青が明ける日に』を選出して頂きました。
今回初めて声優に挑戦させてもらった「花緑青」が歴史ある映画祭で評価いただいたこと、そんな作品に携われたことはとても嬉しいです。
そして、国境を越えて一人でも多くの方に見て頂ける機会になればさらに嬉しいです。
監督始めスタッフの皆様おめでとうございます。
古川琴音(カオル 役)コメント
異なる言葉や文化の中、遠くベルリンのスクリーンで「ハナロク」が花開くことを思うと、とても美しいだろうなと、胸が高鳴ります。
この作品が生まれるまでに、四宮監督をはじめ、すべてのスタッフの皆さまが注いだ時間と眼差しに、心から拍手を送りたいです。
そして、カオルの声を私に託してくださったことを、改めて光栄に思います。
『花緑青が明ける日に』は2026年3月6日(金)より全国で公開
原作・脚本・監督:四宮義俊
声の出演:萩原利久、古川琴音、入野自由、岡部たかし
配給:アスミック・エース
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