撮影/河野康成
『劇場版 転生したらスライムだった件 蒼海の涙編』の完成披露試写会が1月21日(水)に都内で行われ、岡咲美保(リムル=テンペスト役)、泊明日菜(ゴブタ役)、大西沙織(ユラ役)、小坂菜緒(日向坂46)(ミオ役)、藤嶌果歩(日向坂46)(ヨリ役)、堂本光一(ゾドン役)が登壇した。

スライムに転生した元サラリーマン、リムル=テンペストが、仲間たちと共に理想の国作りを目指して奮闘する異世界ファンタジー「転生したらスライムだった件」(通称『転スラ』)。WEB小説投稿サイトで連載開始以降、魅力的なキャラクターと作り込まれたストーリーで多くのファンを魅了し、シリーズ累計発行部数は5,600万部を突破。TVアニメシリーズ第4期の放送も決定している。原作・伏瀬による原案&完全監修で描かれる新たな物語の舞台は、水竜を守り神と崇める、海底にある国【カイエン国】。そこは人々が平和な地を求めて世界を彷徨い、安寧を求めた末に水竜から与えられた、争いの無い王国のはずだった。しかしその平和を揺るがす者が現れ、長き眠りについた水竜に祈りを捧げる巫女・ユラは、救いを求めて地上へと向かう。そこには【魔国連邦(テンペスト)】の開国祭を終えて、束の間のバカンスを満喫しているリムルたちの姿があった。ユラを救うため【カイエン国】へ向かうリムルたちだったが、海底では既にある陰謀が渦巻いていて…。リムルたちは迫る脅威から蒼海を守り、平和を取り戻すことができるのか—。

本作で堂本が演じるのは、カイエン国の大臣で物語の鍵を握るキャラクター。人気シリーズへの参加について問われた堂本は「ものすごい取材の数で」と反響の大きさを感じている様子で「それだけ人気作なんだなというのを感じております」と、冒頭から作品の規模感に圧倒された様子を見せた。さらに「その人気作に参加させていただくことが本当に心から光栄でしたし、まず最初にお話をいただいた時はびっくりしました。『え、僕でいいのかな』と思いまして」と、謙虚な姿勢で当時の心境を振り返った。

特に驚いたのは自身が演じるキャラクターのビジュアルだったという堂本は「企画書を見た時に、“髭のダンディなおじさん”だったのでさらにびっくりしまして」とオファーを受けた際の心境を明かした。その一方で「本当に長くこの作品を愛されている方がたくさんいらっしゃると思いますので、そんな方たちにも失礼にならないようにしっかりゾドンと向き合ってやっていかなきゃいけないなというプレッシャーも感じながらやらせていただきました」と、真摯な面持ちでアフレコに臨んだ覚悟を語った。

この堂本の起用については、キャスト陣にとっても極秘事項だったようで、リムル役の岡咲は「びっくりしましたよ。チーム転スラ大湧きです」と当時の興奮を振り返り、「ずっとトップシークレットで、恐らくまだ(発表)しちゃいけないんだろうなっていう空白がずっとゾドンの横にあったんです。光一さんってなった時はもうみんなすごい大歓喜でした」と、堂本の参加がチーム内でも大きな喜びをもって迎えられたことを明かした。

演じたゾドンという役柄については「あんまり言うなと言われているんで」と前置きしつつ、堂本は「大体ご想像の通り、ヒールではあるんですけども、今まで自分もあまり演じたことのないような役ではあったんです」と自身のキャリアの中でも珍しい役どころであったことに触れた。

【写真・文/河野康成】

『劇場版 転生したらスライムだった件 蒼海の涙編』は2026年2月27日(金)より全国で公開
©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会