
『迷宮のしおり』の公開御礼舞台挨拶が1月25日(日)に新宿バルト9で行われ、SUZUKA(新しい学校のリーダーズ)、齋藤潤、寺西拓人(timelesz)、河森正治監督が登壇した。
アニメ監督・河森正治の初オリジナル劇場長編アニメーション『迷宮のしおり』は、“歌”と“SF”と“三角関係”をベースに、現代人の誰もが手にしているスマートフォンあるあるを組み込んだエモーショナルでポップな異世界脱出劇。主人公は普通の女子高生・前澤栞。ある日、突然スマホが割れて、気が付くと誰もいない異世界の横浜に。目の前に現れた謎のウサギのスタンプから「スマホの中に閉じ込められた」と告げられ、現実世界ではもう1人の自分が突如現れて自由奔放に振る舞い出す。もう1人の自分の暴走を食い止めるべく、奇妙なスマホの迷宮から抜け出そうとする、もしかしたらSNS社会で本当に起こるかもしれない異世界青春ファンタジー。新しい学校のリーダーズ・SUZUKAが主人公・栞を、栞が閉じ込められてしまうスマホの中の異世界“無人の横浜”で出会うウサギのスタンプ・小森の声を原田泰造、栞の幼馴染であり、歌とダンスの動画配信にストイックに取り組む女子高生インフルエンサー・倉科希星を伊東蒼、栞のクラスメイトでお調子者の山田を齋藤潤、そして国際的に注目される若き起業家・架神傑をtimeleszの寺西拓人が演じる。
スマホが重要なアイテムとして登場する本作。「プライベートで、スマホなしで何日くらい過ごせますか?」という質問に「1日。限界1日かもしれない」と即答した寺西。その理由は実務的な側面が大きいようで「スケジュール管理も全部スマホですし、連絡もそうですし。1日スマホがないということは、マネージャーさんからの連絡も見なくていい、仕事も行かなくていい、何もしなくてよくなるということ」と状況を想定しつつ、「そこまではいけるかな」と語った。
一方、SUZUKAは「できるのであれば何年もスマホなしで過ごしてみたい」と答え、実体験として「2日ぐらい山奥に行って、いろんな修行をしていたことがあって」と切り出すと、会場からは驚きの声が漏れた。その修行中は電波が全く届かない環境だったため、物理的に連絡が取れなかったようで「それで全然余裕でしたね。ある程度メンバーだったりとか、連絡取れないのなんで?ってなっていたと思うんですけど、2日は全然余裕でした」と振り返り、電波が届かない場所へプライベートで遊びに行くことがあるという河森監督に「一緒に行きましょう(笑)一緒に旅をしてみたい」と誘う場面も見られた。
続いて齋藤は、「1週間」と回答。「気づいたらやっぱりスマホを手に取ってしまっているので」と自身のスマホ依存を自覚している齋藤は、最近は「スマホを箱に入れて、開かないように。何時間とか設定して、時間が経ったら開けられるみたいなやつを買ったので、それで時々やったりするんですけど」と語る一方で、「早く開かないかなって」と苦笑い。それでも「スマホと自分と(距離を)ちゃんと保ちたい」という姿勢を見せた。
そんな和気あいあいとしたキャスト陣だが、また声優をやるとしたらどんな役をやりたいかをフリップで発表。寺西が掲げた回答は「動物」。「ただの犬の鳴き声とかではなく、ちゃんと喋るタイプの動物」と補足し、「そういうのがあったら面白いな」と意欲を見せ、人間以外の役を演じることができるのは「(アニメーションの)醍醐味ですね」と語った。
SUZUKAは「セクシーなデビルウーマン」と書かれたフリップを出し、「青色の肌をした、ムキムキのセクシーデビルウーマンみたいな感じのやつをやりたい」と具体的なビジュアルイメージを熱弁。「関西弁で、声も低い感じで。叫び声とかもキャーキャーしていないので、そういうのも活かせるのかな」と、自身の地声を活かしたパワフルなキャラクター像を提案した。
そして齋藤が挙げたのは「陰のある役」。今回の役柄とは対照的な、ダークな役や色気のある役に挑戦したいという齋藤は「普段(本作で演じた)山田みたいに『うわぁ』という変顔とかは程遠い生活をしているので、(寺西が演じる)架神さんのような役をやりたくて」と、今作で寺西が演じたミステリアスなキャラクターへの憧れを口にした。「色気を身につけられるように頑張りたい」と語る齋藤に対し、寺西がこの日の自身のヘアスタイルにちなんで「前が見えないくらい前髪垂らせば大丈夫」とアドバイスを送り、笑いを誘った。
【写真・文/河野康成】
『迷宮のしおり』は全国で公開中
監督:河森正治
キャスト:SUZUKA(新しい学校のリーダーズ)、原田泰造、伊東蒼、齋藤潤、寺西拓人
配給:ギャガ
©『迷宮のしおり』製作委員会




















