
山時聡真&菅野美穂がW主演を務める映画『90メートル』の追加キャストが発表され、併せてポスタービジュアルが解禁された。
人生の岐路に立つ高校生の息子と難病を抱えながら我が子の希望ある明日を願うシングルマザーの揺るぎない愛を綴った感涙物語『90メートル』。『少女は卒業しない』で商業長編映画デビューを果たし、『か「」く「」し「」ご「」と』でも高く評価された新進気鋭の監督・中川駿渾身のオリジナル企画を映画化。母親を看病した経験を持つ監督が、自身と自身の母を重ね合わせてキャラクターを作り上げ、半自伝的映画を生み出した。難病を抱えた母・美咲と2人で暮らす高校3年生の藤村佑を演じるのは山時聡真。人生の岐路に立ったいま、東京の大学に進学したい気持ちと母のそばを離れるわけにはいかない状況下に置かれ、将来の選択を迫られる等身大の主人公を体現した。母・美咲を演じるのは菅野美穂。日に日に身体の自由がきかなくなる難病を患いながら、我が子を何よりも思いやる母親を熱演している。
今回、西野七瀬、南琴奈、田中偉登の出演が発表された。美咲(菅野美穂)が利用する介護施設のケアマネジャー・下村香織役を演じるのは、女優として活躍の場を広げる西野七瀬。日に日に身体の自由がきかなくなる難病を患う美咲をサポートする中で、息子の佑(山時聡真)が美咲と十分に会話を交わしていないことを案じ、ふたりを静かに見守る。
佑の同級生でバスケ部のマネージャー・松田杏花役を演じるのは、ドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」(KTV/25)や『ミーツ・ザ・ワールド』(25)、『夜勤事件 The Convenience Store』(2月20日公開予定)など、注目作への出演が続き、目覚ましい活躍を見せる南琴奈。中川監督は、オーディションで取り繕うことのない南の姿に好感を抱き、彼女を抜擢。南に合わせて、杏花の口調をよりサバサバしたものに変更したという。杏花は、自身も自己推薦での大学進学を目指す中、進路に悩む佑に親身に寄り添う。佑にとって希望となる重要な役どころを明るく好演している。
同じく佑の同級生で、バスケ部の元チームメイト・大平翔太役を演じるのは、映画『東京リベンジャーズ』シリーズやNetflixシリーズ「イクサガミ」(25)、『無名の人生』(25)など、出演作が後を絶たない田中偉登(ルビ:たなかたけと)。以前、中川監督のワークショップに参加したことをきっかけに監督の目に留まり、この度、オーディションを経て晴れて本作への出演が決定した。家庭の事情とだけ告げてバスケ部を辞めた佑に対し、わだかまりを抱えている。信頼し合っていたからこそ生まれる佑に対する複雑な距離感を見事に体現した。
併せて解禁されたポスタービジュアルは、母・美咲をはじめ下村、杏花、翔太といった佑を取り巻く人々の想いが、「私は願う。あなたの未来を。」というコピーとともに凝縮された一枚。それぞれの表情をアップで切り取り、佑に寄り添う視線を印象的に映し出している。東京の大学に進学するか、母のそばにいるか。将来の選択を迫られる佑は、前を見据えつつも、どこか迷いを感じる表情を見せる。一方、息子の未来を心から願う母・美咲は、優しく微笑む、その瞳には涙がにじみ、複雑な感情が交錯する。穏やかな笑顔を見せる下村と杏花、そして対照的に涙を浮かべる翔太。それぞれ異なる感情を抱えながらも、全員が佑の未来を願っていることが静かに伝わってくる、心を打つビジュアルに仕上がっている。
西野七瀬(下村香織役)コメント
演じさせていただいたケアマネジャーというお仕事は、利用者の方とそのご家族、ヘルパーさんを繋ぐ大事な役割があります。
実際に働いている方のお話を伺ったり、資料を見ていく中で 皆さんがどんな心持ちで日々過ごされているか。
どんな温度感で一人一人の家族やヘルパーさんと寄り添っているのか。撮影中はもちろん、終わった後も そのことについて考える時間が多かったです。今回この映画を通して触れることができてよかったと心から思います。
山時さんは 佑を演じているときの表情や目線の動き、歩き方から佑のすべてが滲み出ていたように感じます。母との関係は、ごく普通の思春期の親子関係ではなくて、どうしても本人達にしか感じ得ないもどかしさが表現されていました。
菅野さんは明るいお人柄で、撮影中の合間に何気ない雑談をできたことが嬉しかったです。そばに座り、美咲さんの想いを受けとめる場面の撮影中、自分が演じているという状況を忘れるほど引きこまれました。
中川監督はひとつひとつの撮影を丁寧に進めてくださいました。その確かなこだわりや伝えたい想いが、観る方にも優しく伝わるのではないかと思います。
南琴奈(松田杏花役)コメント
当たり前のようにあった毎日が突然奪われてしまうという現実に、やるせなさやもどかしさ、悔しさなどさまざまな感情が交錯します。その中でも描かれる揺るがない愛の形に、胸が熱くなりました。
杏花は、観ている方が少し安心できるような、心の拠り所であってほしいと監督から言っていただきました。佑にとってもどこかで支えになれる存在であれたらいいなと、常に思いながら撮影に臨んでいました。
思い通りにならない時間の中で、選択することの勇気や、人と人が思いやる温かさに気づかせてくれる映画です。
田中偉登 (大平翔太役)コメント
初めて脚本を読ませていただいた時、気が付かないうちに隠し切れないほどの涙を流していました。
母と子のどうにも言葉にできない感情が、紙の上に並ぶ文字からひしひしと伝わってきて、「90メートル」という距離の意味に心がグッと苦しくなりました。
完成したスクリーンには、親子だけではなく、それを支える人たちや後悔を抱えた人、様々な想いが重なりながらも今の一瞬を大事に抱きしめるように生きる人達がそこにいます。
山時くんをはじめ、一緒になって必死に青春を生きた学生キャストみんなとバスケ指導からたくさんの思いで寄り添ってくれた監督、スタッフの皆様のおかげで、溢れ出る想いをそのままに翔太として生きることが出来ました。
この「90メートル」という距離に、たくさんの想いがのった作品になっていると思いますので、ぜひ劇場でご覧いただけると幸いです。
『90メートル』は2026年3月27日(金)より全国で公開
監督・脚本:中川駿
出演:山時聡真、菅野美穂
南琴奈、田中偉登/西野七瀬
配給:クロックワークス
©2026映画『90メートル』製作委員会







