新世代クリエイターたちの“今”が交差するオムニバス映画『GEMNIBUS vol.2』の中での唯一のアニメーション作品『もし、これから生まれるのなら』の予告編とキービジュアルが解禁された。

東宝が展開する才能支援プロジェクト「GEMSTONE Creative Label」の取り組みのひとつとして誕生した、複数の新鋭監督による短編作品を一本の映画として編み上げるオムニバス企画『GEMNIBUS』。昨年6月、4人の気鋭監督による4本の短編映画が集結した映画『GEMNIBUS vol.1』は、2週間限定公開ながら満席が続出。その大反響を受け、待望の第2弾『GEMNIBUS vol.2』が3月6日(金)より1週間限定で公開される。ラインナップされたのは、ロードムービー、SF、ホラー、サスペンス、アニメーションなどジャンルも表現手法も異なる6人の新鋭監督による珠玉の傑作選。圧倒的な個性と才能がぶつかり合うこの映像体験を、マカロニえんぴつによる主題歌「静かな海」がドラマティックに彩る。

今回、『GEMNIBUS vol.2』の中での唯一のアニメーション作品『もし、これから生まれるのなら』の最新情報が解禁された。本作の監督を務めるのは、個人制作のショートフィルムが国内外の映画祭などに出品され、YOASOBI「海のまにまに」のMVやポケモンWCS2023アニメPV「キミに会えた!」など、数々の話題作を手掛け、その繊細かつダイナミックな映像美で注目を集める土海明日香。本作品では、「生」と「死」が隣り合わせにある幻想的な世界を描き出す。さらに音楽を担当するのは前衛的かつ叙情的な響きで舞台・映画音楽を牽引する原摩利彦。作品のテーマの根幹を成す主題歌「Lullaby」を歌い上げるのは、坂本美雨。映画『国宝』の主題歌「Luminance」(作曲:原摩利彦、作詞:坂本美雨)でも共作した“国宝級”の二人が再びタッグを組み、美しくも残酷な異世界の旅路を、優しく、そして荘厳な音楽で包み込みむ。

本作の世界観を凝縮した予告編は、やわらかな光と幻想的な色彩に包まれた、静謐でどこか切なさを帯びた映像美が印象的な仕上がりとなっている。描かれるのは、母親の胎内を思わせる、美しくも不思議な惑星。そこで目覚めた双子の子どもは、時折現れる不思議なモノたちに導かれ、まだ見ぬ母親に会うための旅に出る。「ここから先、悲しみがお前らを包むだろう」という言葉が予感させる、美しさの裏に横たわる過酷な現実。それでも「一緒に生きたいから」「きっと大丈夫」と互いの手を強く握りしめ、前へと進む二人。「十月十日(とつきとおか)」を壮大な冒険に例え、現実世界で悲しみを抱える母親と、その元へひたむきに向かおうとする子どもたちの想いが交錯する、切なくも温かい映像体験に期待だ。

『もし、これから生まれるのなら』予告編
土海明日香(監督・脚本)コメント

これから生まれる命は、何を思い、この世界の何に生きる意味を見出していくのだろうかと、考えることがあります。

生きていれば、なにかを失い、傷ついていく。
それでも、ふとした瞬間に感じる世界の彩りは、今を一緒に生きる人たちと分かち合うことができると信じています。

「今、生きていること」のあたたかな手触りを、あらためて感じてほしい。
そんな思いを込めてこの映画を作りました。

坂本美雨 (主題歌「Lullaby」作詞・歌)コメント

わたしたちはなにも持たずに生まれて、すこしの間ここにとどまって、なにも持たずに消えていく。

その間にどんな功績を残せるか、ではなくて、生まれたこと自体が爆発的な祝福であり、歓びなんだ、と感じながら歌いました。

原摩利彦(音楽、主題歌「Lullaby」作曲)コメント

時折、息子は自分が生まれる前の話をする。
外国の海辺に住んでいて、望遠鏡でママを見て
「名前は知らないけれど、お腹の中にいくよ」と予告状を出したらしい。

この作品の音楽を作ることを通して、ひとが生まれてくる前の、
もしかしたら私たちがただ忘れてしまっただけの世界に少しだけ触れられた気がする。

双子の子どもたちが母親と一緒に、これからずっと幸せでありますように。
そう願って音楽を作りました。

『GEMNIBUS vol.2』は2026年3月6日(金)よりTOHOシネマズ日比谷にて1週間限定公開
『青い鳥』
監督・脚本・撮影:増田彩来
出演:森七菜、黒川想矢

『インフルエンサーゴースト』
監督・脚本・編集:西山将貴
出演:西野七瀬 本郷奏多

『顔のない街』
監督・脚本:村上リ子
出演:吉田美月喜 香椎由宇

『ソニックビート』
監督・脚本:関駿太
出演:西垣匠 山﨑天(櫻坂46) 戸塚純貴

『You Cannot Be Serious!/ユー・キャノット・ビー・シリアス!』
監督・脚本:大川五月
出演:黒島結菜、浅野温子

『もし、これから生まれるのなら』(アニメーション)
監督・脚本:土海明日香

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