伊藤健太郎


永六輔による同名ノンフィクション作品『赤坂檜町テキサスハウス』を原作に映画監督・崔洋一の企画のもと舞台化、5月に上演されることが決定した。

脚本・演出を手がけるのは鄭義信。崔洋一と鄭義信は、映画『月はどっちに出ている』(1993)をはじめ、『平成無責任一家 東京デラックス』(1995)、『血と骨』(2004)など、互いをリスペクトしながら長年にわたり作品制作を共にしてきた。2022年晩秋、崔洋一は鄭義信に『赤坂檜町テキサスハウス』の舞台化を依頼。その約1か月後、2022年暮れに崔洋一は逝去した。本作は、その意思を受け継ぎ、鄭義信が上演台本・演出を手がける舞台作品となる。

主人公・永六輔を演じるのは、NTVドラマ『今日から俺は!!』シリーズや映画『冬薔薇』(2022)、舞台『背信者』(2023)など、映像・舞台のさまざまな作品で活躍を続ける伊藤健太郎。本作は、戦後の赤坂・乃木坂で起こった出来事を、伊藤演じる永六輔の視点からたどる。

鄭義信

物語の舞台は、焼け跡の残る街に建っていた木造二階建てのアメリカ風アパート。正式名称「花岡アパート」、通称「テキサスハウス」。1階3部屋、2階3部屋のこのアパートには、創成期のテレビ界の人々をはじめ、出版・映画・舞台関係者、女優、モデル、歌手、作家、プロ野球選手など、多様なメディア関係者が入居と退居を繰り返しながら暮らしていました。そんなアパートの住人たちを演じるのは、大鶴佐助、福井晶一、小川菜摘、みのすけと、鄭義信作品常連の実力派俳優たち。さらに酒井大成が、鄭義信作品に初参加として名を連ねる。

「テキサスハウス」に出入りする永六輔と住人たちとの交流の中で、戦後という時代と、メディアに生きた人々の姿が舞台上に息づいていく。公演は5月から東京・大阪で上演。

『赤坂檜町テキサスハウス』

原作:永六輔(大竹省二・写真/朝日新聞出版「赤坂檜町テキサスハウス」)
企画:崔洋一
脚本・演出:鄭義信
出演:伊藤健太郎、大鶴佐助、福井晶一、酒井大成、小川菜摘、みのすけ
公式サイト: こちら

【東京公演】下北沢ザ・スズナリ
5月8日(金)~5月16日(土)
【大阪公演】近鉄アート館
5月28日(木)~5月31日(日)