海⽼名⾹葉⼦追善公演「東京の空」が3月11日(水)に開催されることが決定し、俳優・長濱ねるが初舞台を踏むことが発表された。

落語家・初代林家三平の妻でエッセイストとして活躍する海⽼名⾹葉⼦氏は1945年3⽉、東京⼤空襲で家族6⼈を亡くし戦争孤児となった。その経験から、海⽼名氏は⻑年にわたり平和の尊さを訴え続けてきた。この悲劇を繰り返してはならない――。その強い思いから、⻑崎出⾝で被爆三世の⼥優・⻑濱ねるが、語り部として海⽼名の体験をもとに朗読をするという企画が⽴ちあがった。しかし、2025年12⽉24⽇に海⽼名氏が亡くなり、彼女が⽣きている間にやりたかったという希望は叶わなかった――。

海⽼名氏の意思を継いで、平和への思いを伝えるため、1945年の東京⼤空襲から81年後、3月10日の翌⽇2026年3⽉11⽇に公演を⾏うことが決定した。出演者は⻑濱ねる⼀⼈のみ。長濱は今回が初舞台となる。公演にあたり、長濱ねる、2代・林家三平からコメントが到着した。

⻑濱ねる コメント

初めて朗読劇に参加させていただきます。混沌とした時代の中で、世界ではいまも戦争がなくならず、私たちの足元にも漠然とした不安が広がっています。だからこそ、この物語を語り継ぐことに大きな意味があると感じています。
当時を生きた人々の記憶に耳を澄ませ、一言一言を大切に朗読したいと思います。平和への祈りを胸に、誠実に努めます。

海⽼名さんの次男 2代・林家三平 コメント

昨年クリスマスイブ、⼼を込めて筆を取った私の⺟が天国へ⽴ちました。
⽣前、平和について語り続けた⺟、海⽼名⾹葉⼦。
⼦供たちにもわかりやすいように、ただ戦争を語るだけではなく、戦前の豊かな⼼を持った⽇本に暮らす下町の⼈々の姿。
昭和20年3⽉10⽇、空襲のために⼀夜にして、全てがなくなってしまったのです。先の⼤戦は、私たちにとっては、他⼈事ではありません。皆さんの、おじいさん、おばあさん、また、ヒイおじいさん、ヒイおばあさんも必ずこの戦争に関わっているのです。
今回、朗読してくださる、⻑濱ねるさんも、ご家族が⻑崎で被爆をなさったと聞いています。戦争で犠牲になるのは、最後は国⺠なんです。その思いを込めて、今だからこそ⼤切にしたい。平和の叫び。ねるさんの魂の声が天国にいる、戦没者の皆様に届く事を切に願っております。
私の⺟も、東京⼤空襲で亡くなった家族とともに、この朗読会を⾒守っていることと信じています。

林家三平

海⽼名⾹葉⼦追善公演「東京の空」

原案:海⽼名⾹葉⼦
出演:⻑濱ねる
上演台本・演出:倉本朋幸
プロデューサー:⽥中あやせ、林家まる⼦
日程:2026年3月11日(水)13:30/17:00(2ステージ)
会場:日本教育会館 一ツ橋ホール
協力:一般社団法人 時忘れじの集い

チケット情報
価格:⼀般 6,000円(前売り・当日/全席指定)

前売り券: ローソンチケットにて販売(先着)(Lコード:35705)
発売開始日時:2026年2⽉25⽇(水)12:00~
※詳細はチケット販売ページにて

当⽇券:開演時間の40分前から劇場受付にて販売予定(完売の場合、販売は行われない)