ディズニー&ピクサー最新作『私がビーバーになる時』のワールドプレミアが2月23日[現地時間]にアメリカ・ロサンゼルスのエル・キャピタン・シアターで行われ、主人公メイベル役の日本版声優を務める芳根京子が参加、さらにピート・ドクター(クリエイティブ・チーフ・オフィサー)、ダニエル・チョン監督、主人公・メイベル役のオリジナル版声優を務めたパイパー・カーダやキング・ジョージ役のボビー・モイニハン、ローフ役のエドゥアルド・フランコらが登壇した。

本作の主人公は、動物が大好きな大学生・メイベル。科学者たちが発明した《人間の意識をリアルなロボット動物に“転送”させる方法》を利用し、もふもふでキュートなビーバー型の動物ロボットに「ホップ ※意識転送」する。思い出の森が高速道路計画で消えてしまう―─大切な場所を守るため、動物好きの大学生メイベルが選んだ最後の手段は、なんとビーバーになること!?極秘テクノロジーを使い、見た目はビーバー、中身は人間のままで夢見ていた動物の世界へ飛び込んだメイベル。しかし、その先に広がっていたのは、人間の常識が通じない“とんでもない”世界だった…。元の体に戻るタイムリミットが迫る中、メイベルは動物たちと森を守る作戦を仕掛ける。果たして、人間の世界をも揺るがす彼女の大逆転プランとは―。

本作で描かれる動物の世界をイメージした装飾が施されたグリーンカーペットに、芳根はビーバーをイメージしたユニークなデザインのブラウンドレス姿で登場。

衣装について芳根は「昨日の夜この会場を見させていただいて、いくつかの衣装で悩んでいたんですがこれだな!と即決しました。この作品はとにかくハチャメチャな作品なので、型破りなスタイルの衣装を選びたいなと思って選びました。日本版声優としてこの場に来れたので、アクセサリーもドレスも日本のブランドで揃えました。」とこだわりを明かし、たくさんのメディアが集まったプレミア会場を見て「どんな雰囲気なのか分からなかったのでドキドキしてたのですが、とてもアットホームで、作品のテーマと同じように緑いっぱいの会場なのでとてもリラックスできていて、びっくりしています!」と笑顔を見せ大はしゃぎの様子。

ピクサー作品の日本版声優と言えば、『トイ・ストーリー』シリーズの唐沢寿明(ウッディ役)や所ジョージ(バズ・ライトイヤー役)、『インサイド・ヘッド』シリーズの大竹しのぶ(カナシミ役)などが務めてきたが、ピクサー声優の仲間入りを果たしメイベル役の日本版声優として本作に参加した思いについて「収録はとても楽しくてそれだけでも胸が高まっていたのですが、ロサンゼルスまで来させていただいて、こんな素敵な場所を歩けるなんて本当に夢のようで胸がいっぱいです」と改めて喜びを語った。

芳根が演じたメイベルの魅力について「メイベルは動物が大好きで、自分の意志に誠実に突き進むパワフルでかっこいい女性です。その女性がビーバーの姿になった時に皆さんに愛らしく思ってもらえると嬉しいなと思いながら演じました。」と明かし、本作の魅力について「とにかくたくさんの動物が出てきて、ハチャメチャなところが魅力です。私も動物が大好きで、“もしも動物の世界に入れたら”という設定は昔から夢にみていた世界なのでワクワクしますし、動物たちの奇想天外な行動にもドキドキワクワクしながら観ていただけると思います。どんな年代の方にも楽しんでいただける作品だと思います。」と満面の笑みで明かした。

さらに芳根はグリーンカーペットに先立ち制作陣への直撃インタビューも敢行。ダニエル・チョン監督に“本作がいよいよ世界にお披露目される瞬間を迎えた気持ち”について質問すると、「もうすぐ皆さんに私たちが作り上げたエキサイティングな映画を味わってもらえることにとても興奮しています。笑い、感動、アクション、奇妙なこと、おバカなことがたっぷり詰まったジェットコースターみたいな展開が待っています。劇場で観たら絶対に楽しい時間を過ごせると思うので、気に入ってくれることを願っています!」と笑顔で回答。

さらに、思い出の森とそこで暮らす動物たちを守るために極秘テクノロジーを使いビーバーになって動物の世界に潜入するという、本作の主人公メイベルのユニークな設定の着想について質問すると、監督は「私にとってメイベルは、今の時代を生きているどこにでもいる女性の一人です。彼女は20代前半の若者で、将来について考えながら『私の未来はどうなるんだろう?どうすれば世界に変化を起こせるんだろう?どうすれば自分が大切にしていることのために戦えるんだろう?』と考えています。そしてそれは、おそらく今日の世界を生きている多くの人々が感じている感情だと思います。だからこそ私たちはそれをスクリーンで表現しようとしたのです。」と制作秘話を明かした。

さらに、ビーバーの専門家からの協力を受けて製作された本作についてプロデューサーのニコル・パラディス・グリンドルは「ビーバーは森のヒーローなんです。彼らは、そこに生息するすべての動物や植物にとって有益な環境を作ってくれます。そのことが私たちの物語にとって重要でした。私たちは皆、この世界で他者にとって良い環境を作るべきだというメッセージが込められています。」と明かした。そして、公開を楽しみにしている日本のファンに向けて「この作品は映画館で観ることが本当に大事なことだと思います。なぜなら、大きなスクリーンで他の人たちと一緒に観るともっともっと面白いからです。だから是非劇場で観てください!」とメッセージを贈った。

さらに日米のメイベル役の対面も実現。メイベル役のオリジナル版声優を務めるパイパー・カーダと芳根は同じ1997年生まれの同い年で、会った瞬間すぐに打ち解けて仲良しに。パイパー・カーダはメイベルの魅力について「メイベルは、何か欲しいものがあればそこへむかって一直線に突き進み、誰にも邪魔させません。それは本当に刺激的で、私ももっとそうなれたらいいのにと感じながら演じていました。映画を観てくれた人々がメイベルからインスピレーション得てくれることを願っています。そして、そんなキャラクターを演じられたことは本当に素晴らしいと思っています。」と語り、芳根も笑顔で賛同。

動物の世界に入れるとしたらどんな動物になりたいかを聞くとパイパー・カーダは「私の一番好きな動物はクマなんです。だから多分クマになるかな。私は寝るのが大好きなので、クマになって、冬眠がいったいどんな感じなのかをすごく知りたいです。」と語り、場は和やかな盛り上がりを見せた。

そして「日本の皆さん、映画をぜひ観てください。そしてメイベルというキャラクターはもちろん、メイベルの声も気に入っていただけたら嬉しいです。なぜなら、キョウコの演技は本当にすばらしいから!そしてキョウコの演技を称賛してくれると嬉しいです!」と日本のファンへメッセージを語った。

グリーンカーペットでダニエル・チョン監督と再会した芳根に監督は「もうすぐ誕生日だって聞いたから、サプライズでプレゼントを持ってきたんだ」と伝え、メイベルをはじめ映画に登場する動物たちが描かれた直筆のポストカードと、メイベルのぬいぐるみをプレゼント。監督が「メイベルを演じてくれて本当にありがとう。簡単な役じゃないです。メイベルは、笑ったり怒ったり泣いたり叫んだりと色々なことをしなければならない。強くなきゃいけないし、戦ったりもしなければならない。同時に広い心と情熱も持たなければならない。その全部をこなすのは本当に大変なことなんです。だから、この役を引き受けてくれて本当にありがとう。」と伝えると、芳根は「本当に夢のようで、泣きそうです」と涙をこらえながらお礼を言った。

また、チーフ・クリエイティブ・オフィサーのピート・ドクターともグリーンカーペットで対面!
ピートが芳根に「この作品に参加してみてどうだった?」と聞くと、芳根は「本当にワクワクが止まらなくて、あっという間に終わってしまいました!」と回答。
ピートが「メイベルはたくさん大きな声で叫ぶキャラクターだけど、嫌じゃなかったですか?女優さんの中にはたくさん叫ばされるのを嫌がる人もいるから…」と伝えると、芳根は「全然嫌ではなくて、とても楽しく演じました!しかも、ビーバーとして感情を出せるのがとっても楽しかったです!」と楽しそうに答えた。

そしてプレミア上映を終えて会場から出てきた芳根は、感極まって涙が止まらない様子。芳根は「海外で映画を観たのが初めてだったので、『あっここで笑うんだ!』とか、エンドロールで拍手が起こったりとか、何もかもが新鮮で、涙が止まらなくて… メイベルの役をもらってからずっと夢のようだなと思ってきたんですが、今日は本当に夢のような夜です。小さな頃から今までたくさんのピクサー作品から夢や勇気をもらってきて、ただそれを観ているだけの人生だったのに、まさかそこに自分が入らせてもらえて、こんなに素晴らしい作品に参加させてもらえてるんだなあと思うと本当に感動しちゃって。まさか監督からお誕生日のお祝いまでしてもらえるなんて思わなかったですし、人生でこんな夜がくるなんて…本当に感無量です。」とコメント。世界中が待ちわびる本作の大ヒットを予感させる、大盛況のプレミアとなった。

【提供写真、オフシャルレポート】

『私がビーバーになる時』は2026年3月13日(金)より全国で公開
監督:ダニエル・チョン
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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