写真/河野康成
オリジナル劇場アニメーション『パリに咲くエトワール』の完成披露試写会が2月26日(木)に丸の内ピカデリーで行われ、當真あみ、嵐莉菜、早乙女太一、尾上松也、名塚佳織、谷口悟朗監督が登壇した。

『ONE PIECE FILM RED』や『コードギアス 反逆のルルーシュ』を手掛けた谷口悟朗監督と『崖の上のポニョ』『魔女の宅急便』など多くのスタジオジブリ作品のキャラクターデザイン・原画を務める近藤勝也が、初めてタッグを組んだオリジナル劇場アニメーション『パリに咲くエトワール』。主人公フジコの声を担当するのは、若手実力派俳優として注目が集まる當真あみ。アニメ映画『かがみの孤城』で主人公の声優を務め、2025年にはドラマ「ちはやふるーめぐりー」、映画『ストロベリームーン』でどちらも主演を務める當真が画家を夢見る少女・フジコを瑞々しく演じる。フジコとパリでともに夢を追う少女・千鶴を演じるのは嵐莉菜。そして、フジコと同じアパルトマンに暮らすロシア人の青年ルスランの声を務めるのは早乙女太一。

脚本を読んだ際の、自身が演じたフジコの印象について「ものすごくかっこいいいと思いました」と話す當真は「本人が持つエネルギーが周りを取り込んでいく力を持った女の子。私の近くにもこういう子がいたらいいなと思いながら読んでいました」と振り返った。完成した作品を嵐とともに見たという當真は、見る前は「始まる前にすごく緊張していて。隣の席に座りながら、どう始まるんだろうとか、すごく楽しみだけど緊張するねと話していました」と明かしつつ、鑑賞後には「大きなスクリーンで素敵な映像と、みなさんが吹き込んだ登場人物たちの声が聞けて、最初のほうで涙が出るくらい感動して、そこから作品の中に取り込まれて楽しく見ることができました」と語った。

嵐は「一見物静かで落ち着いた性格なんですけど長刀をやるときはかっこいい姿が見えて。元から持っている芯の強さに魅了されて、夢を追い求める姿にも心が打たれました」と印象を語った。完成した作品については「初めてでどう自分の声が聞こえるかとか気になっていたんですけど、見ていると映像が素晴らしいのでめり込んでいる自分がいて。自分が入れた声がキャラクターに命を吹き込む瞬間に立ち会える瞬間はなかなかないことなので嬉しかったです」と笑顔を見せた。2人は、この日も仲の良さをうかがわせ、嵐は「(當真と)一緒に遊んだりしています」と笑顔を見せた。

そんな當真と嵐の声の演技について、名塚は「自分が初めての頃のアフレコを思い出すと、(2人は)本当に素晴らしいです。私はこんなに上手にできなかった」と称賛した。また、名塚は谷口監督については「とても細かくて。資料をたくさんくださるんです。世界観が伝わってきて、イメージしやすい」と明かし、「空間をしっかり伝えてくださるのでその世界に入ったつもりで演じることができるので毎回楽しいな、ワクワクするなと思います」と明かした。

【写真・文/河野康成】

『パリに咲くエトワール』は2026年3月13日(金)より全国で公開
監督:谷口悟朗
声の出演:當真あみ、嵐莉菜
 早乙女太一、門脇麦、尾上松也、角田晃広、津田健次郎
 榊原良子、大塚明夫
 甲斐田裕子、藤真秀、興津和幸、小野賢章、名塚佳織、唐沢潤、村瀬歩、内山夕実、岩崎ひろし、永瀬アンナ
 黒沢ともよ、矢野妃菜喜、生天目仁美
配給:松竹
©「パリに咲くエトワール」製作委員会