撮影/河野康成
劇場アニメ『パリに咲くエトワール』の公開御礼イベントが3月19日(木)に丸の内ピカデリーで行われ、當真あみ、嵐莉菜が登壇した。

『ONE PIECE FILM RED』や『コードギアス 反逆のルルーシュ』を手掛けた谷口悟朗監督と『崖の上のポニョ』『魔女の宅急便』など多くのスタジオジブリ作品のキャラクターデザイン・原画を務める近藤勝也が、初めてタッグを組んだオリジナル劇場アニメーション『パリに咲くエトワール』。主人公フジコの声を担当するのは、若手実力派俳優として注目が集まる當真あみ。アニメ映画『かがみの孤城』で主人公の声優を務め、2025年にはドラマ「ちはやふるーめぐりー」、映画『ストロベリームーン』でどちらも主演を務める當真が画家を夢見る少女・フジコを瑞々しく演じる。フジコとパリでともに夢を追う少女・千鶴を演じるのは嵐莉菜。そして、フジコと同じアパルトマンに暮らすロシア人の青年ルスランの声を務めるのは早乙女太一。

フジコ役の當真は「本日はお越しいただきありがとうございます。今日は短い時間ではありますが、楽しんでいっていただけたら嬉しいなと思います」と挨拶。千鶴役の嵐は「今日であみちゃんとのこの作品での舞台挨拶も最後ということで、すごく寂しい気持ちでいっぱいなんですけど、今日は皆さんと一緒に最後まで楽しんでいけたらなと思います」と、名残惜しさを滲ませながら挨拶した。

先週13日(金)に公開された本作だが、公開後の反響について、SNS等を確認しているという當真は「自分とちょっと重ねて作品を見ていましたとおっしゃってくださる方とか、今ちょっと勇気をこの作品でもらえたので、これから頑張りたいですとか。この作品を見てもらえたことで、見てくださった方の人生に何か一つこの作品がプラスになっているんだなと感じられて、今すごく嬉しいです」と喜びを口にした。

一方、声優初挑戦となった嵐は「収録の時からずっと、頭の片隅に皆さんの反応を考えていて。公開してから今でもほぼ毎日のようにエゴサーチをするんですけど、想像の何百倍も嬉しいコメントがたくさんあって。何よりこの作品を好きと言ってくださる方がこんなにいるんだ、ちゃんと届いているというのがすごく嬉しくて。これからもどんどんこの作品が色んな方に届いて、背中を押してくれるような作品になることを今でもずっと願っています」と、手応えを明かした。

イベントでは、フジコと千鶴を見守る矢島正一役を演じた津田からのビデオメッセージがサプライズで上映された。津田はスクリーンを通じ「當真さん、嵐さん、そして会場にお越しの皆様、こんばんは。矢島役の津田健次郎です。本日はどうしても会場に伺えなかったので、驚かせたくてこうやってサプライズ登場させていただきました!いかがですか?会場は盛り上がっていますか?」と呼びかけた。さらに「これから観ていただくにあたって、あまり構えず、素直に観ていただけたらなと思っております。心が洗われるといいますか、元気が出るといいますか、そんな作品になっていると思います。當真さん、嵐さん、引き続き頑張ってください!」とエールを送った。

このサプライズに、當真は「まさかです!アフレコもそれぞれ一人でやっていましたし、現場でお会いできなかったらもう会えないものかと思っていたので、めちゃくちゃ嬉しいです」と笑顔を見せた。

また、アニメ好きだという嵐は「役の名前を見た時に嬉しくて、恐れ多くて」と明かし、「舞台挨拶とかでお会いできたりしないかなとちょっと期待をしていたんですけど、なかなかタイミングが合わず。この形でメッセージをいただけて、すごくうるうるしてしまいました。パワーをいただきました」と感激した様子を見せた。

さらに嵐は「フジコのたくさん背中を押しくれる言葉だったり、千鶴の夢に向かって何があっても諦めず進む姿だったり、たくさんの方が共感してくださる部分が散らばっている素敵な作品。見終わった時に心の中にずっと残っている作品になるといいなとずみなさんの反応を楽しみにしています。ぜひ観てくださったら周りの方にお勧めしてください」とメッセージ。當真は「今を生きているとても愛おしいキャラクターたちがたくさん出てきますので、それぞれの人たちに目を向けながら楽しんでいただけたらなと思います。映画館の大きなスクリーンで、パリの街並みや食べ物など、色んなものを見て楽しんでいただけたら」と締めくくった。

【写真・文/河野康成】

『パリに咲くエトワール』は全国で公開中
監督:谷口悟朗
声の出演:當真あみ、嵐莉菜
 早乙女太一、門脇麦、尾上松也、角田晃広、津田健次郎
 榊原良子、大塚明夫
 甲斐田裕子、藤真秀、興津和幸、小野賢章、名塚佳織、唐沢潤、村瀬歩、内山夕実、岩崎ひろし、永瀬アンナ
 黒沢ともよ、矢野妃菜喜、生天目仁美
配給:松竹
©「パリに咲くエトワール」製作委員会