ハイネケン誘拐の代償

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ハイネケン誘拐の代償

 史上最高額の身代金が要求された大富豪誘拐事件の真実とは?

大ビール企業「ハイネケン」の経営者誘拐事件。1983年に実際に起き、世界中を震撼させたこの事件は、奪われた金の大半の行方が未だに解明されていないなど多くの謎を残している。本作は、その真相を追った犯罪ジャーナリスト、ピーター・R・デ・ヴリーズのベストセラーを基に映画化。誘拐した者、誘拐された者の双方の視点で描き、知られざる真実へと迫っていく。
ハイネケン誘拐の代償

 豪華キャストが真相に迫る!

誘拐されながらも犯人たちを翻弄していく大富豪フレディ・ハイネケンを演じるのは、アンソニー・ホプキンス(『羊たちの沈黙』)。強烈な存在感を放ち誘拐犯と観客と圧倒する。対する誘拐犯のリーダー、コルを演じるのは若手スターのジム・スタージェス(『アクロス・ザ・ユニバース』『鑑定士と顔のない依頼人』)。そしてコルの親友で義兄弟でもあるヴィレムを演じるのはサム・ワーシントン(『アバター』『ターミネーター4』)。子持ちで温厚派のカットを演じるのはライアン・クワンテン。神経質でトラブルメーカーのスパイクスを演じるのはマーク・ファン・イーウェン。コルの弟でグループ最年少のブレイクスを演じるのはトーマス・コックレル。若手実力派俳優が揃い、物語に深みを与えている。
ハイネケン誘拐の代償

 時は1983年、アムステルダム

1983年、オランダ・アムステルダム。大ビール企業「ハイネケン」の経営者、フレディ・ハイネケンが何者かに誘拐された。世界屈指の大富豪の誘拐は世間を驚かせ、警察も巨大組織による犯行を疑う。しかし誘拐したのは、犯罪経験のない幼なじみの5人の若者だった。大胆不敵な計画を実行し、史上最高額(当時)の身代金を要求する犯人グループ。すべては上手くいくはずだった。ところが人質であるハイネケンの傲慢な言動に、5人は翻弄され、歯車が狂いだしてゆく。駆け引き、誤算、落とし穴。誘拐された大富豪と、誘拐した若者たち。追い詰め、追い詰められる男たちが支払う”誘拐の代償”とは―。
ハイネケン誘拐の代償

 見どころ

この作品の見どころは何と言っても、大富豪であり落ち着き払ったフレディ・ハイネケンと、犯罪経験のない5人の若者たちの心理戦。若手俳優たちが演じる幼なじみ5人組は素人の犯罪集団そのもの。見ていてとてもどきどきしてしまうほど。そしてその5人組を相手にするハイネケンを演じるアンソニー・ホプキンスはまさに彼らしい落ち着いた演技。その絶妙な対峙をぜひスクリーンでお楽しみください!
ハイネケン誘拐の代償

ハイネケン誘拐の代償

2015年6月13日(土)全国ロードショー

2014年 / ベルギー・イギリス・オランダ / 95分
配給:アスミック・エース
監督:ダニエル・アルフレッドソン
脚本:ウィリアム・ブルックフィールド
原作:ピーター・R・デ・ヴリーズ
出演:ジム・スタージェス、サム・ワーシントン、ライアン・クワンテン、マーク・ファン・イーウェン、トーマス・コックレル and アンソニー・ホプキンス

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