『タイラー・レイク -命の奪還-』作品レビュー

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レビュー

怒涛のアクションシーンの連続!“大胆不敵で屈強な”クリス・ヘムズワースの誕生

裏社会の危険な任務を生業にしている傭兵タイラー・レイクは、ムンバイから誘拐された犯罪組織のボスの息子を、巨悪なギャングが支配するダッカの市街地から救出するという不可能に近いミッションを請け負う。裏社会の武器商人や麻薬密売組織らが牛耳るアジトに突入し、少年を奪還、脱出を試みるが、街中のギャングたちすべてが敵となり、凄まじい猛追を受ける。絶体絶命の状況での肉弾戦、接近戦に卓越した戦闘スキルをフルに使って戦うタイラーは無事脱出することができるのか―。

タイラーを演じるのは、『マイティ・ソー』シリーズのソー役がハマリ役のクリス・ヘムズワース。 “数々の危険な戦闘を渡り歩いてきた大胆不敵で屈強な傭兵”というタイラーだが、この最強の男をクリスは難なく演じきっている。彼の“筋肉”を活かした戦闘はもちろんだが、それ以上に頭脳戦の面もあり、冷静に対処する場面や、美しいながらも鋭い目つき、計算されつくしたアクションなど見どころが満載だ。ソーのチャーミングな部分も魅力的だったクリスだが、本作では完全硬派な傭兵をまさに“熱演”しており、彼の俳優としての次への一歩にふさわしい作品となっているだろう。また、共演者には『ブラック・ウィドウ』に出演するデヴィッド・ハーバーら実力派が揃っており、そちらにも注目だ。

注目のアクションシーンの連続である本作だが、“画面にくぎづけになること間違い無し”の大迫力のカーチェイスなどを自らがカメラを握って撮ったというほどこだわり抜いたのが、サム・ハーグレイヴ監督。本作が監督デビュー作の彼は『アベンジャーズ』などでクリス・エヴァンス演じるキャプテン・アメリカのスタントマンを務めており、まさにアクションのプロ。さらにプロデューサーは、『アベンジャーズ』シリーズなどで監督を務めたルッソ兄弟ことアンソニー・ルッソ&ジョー・ルッソときたら高まる期待が抑えられないだろう。そして、その期待は裏切られることなく、非常に満足度の高いシーンの連続となっている。バイオレンスなシーンや、一部目を背けたくなるシーンもあるが、それらを含めてリアルな描写となっている。配信映画なので自宅だとどうしても気が散って集中できないという人でも、目を離すことができない、緊張感たっぷりの作品に仕上がっている。

【文/編集部】

予告編

作品情報

Netflix 映画『タイラー・レイク -命の奪還-』は2020年4月24日(金)より独占配信開始!
 Netflix 映画『タイラー・レイク -命の奪還-』

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