『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』USプレミア 記者会見ザ・ビーチボーイズの中心的存在であるブライアン・ウィルソンの知られざる半生を初めて描く『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』が6月5日より全米で公開され、それに先駆けて2日に米ハリウッドでUSプレミアが行われた。

6月5日に米国484館というアートシアターとしては最大規模で公開され、オープニング3日間の興行成績が$2,222,000を達成する見込みでアートシアターでは全作品中1位と好発進。米大手映画批評サイトのRotten Tomatoesでも批評家の満足度87%(6月8日現在)と高い評価を獲得している。

全米公開を間近に控えた6月2日には米ハリウッドにてUSプレミアが行われ、記者会見に続き、プレミア上映とレッドカーペットが実施された。ブライアン・ウィルソン本人をはじめ、80年代以降のブライアンを演じたジョン・キューザック、60年代のブライアンを演じたポール・ダノ、彼に再び希望への光をもたらすことになるメリンダを演じたエリザベス・バンクスらキャストと、監督・製作のビル・ポーラッド、共同脚本のオーレン・ムーヴァーマンといったスタッフらが登場した。

ブライアン・ウィルソンは、自分を2人の俳優が演じることについて「とてもいいアイディアで、僕たちはとてもいい判断をしたと思った。監督のポーラッド、そしてジョンとポールは天才だ」とし、「僕自身も天才と呼ばれたことがあるけどね」とジョークも交えながら語った。
80年代以降のブライアンを演じたジョン・キューザックは「ブライアンの音楽はすごく有名で、伝説的で天才的な側面があったけど、私生活にはミステリーがあった。今回の映画を通じてブライアンをより尊敬するようになった。ブライアンは本当に信じられないぐらい天才的なアーティストだよ」と語った。
60年代のブライアンを演じたポール・ダノは「この役に取り組むことにヤバいぐらいに夢中になって楽しんだ。この映画から得た一番大きなものは、ブライアンのスピリットだよ。実際に音楽を演奏できたことはラッキーだった」と語った。

レッドカーペットにはケビン・ベーコンをはじめ、ジェニファー・ビールス、トム・フェルトンなど業火スターも数多く駆けつけ大いに盛り上がりを見せた。

映画『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』は2015年8月1日(土)より、角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国で公開。

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