『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』ザ・ビーチ・ボーイズの中心的存在ブライアン・ウィルソンの衝撃の半生を本人公認のもとに映画化した『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』で異なる時代のブライアンを演じたジョン・キューザックとポール・ダノのインタビューが届いた。

本作では創作意欲にあふれた60年代のブライアンと、精神的な問題を抱えた80年代のブライアンを、それぞれポール・ダノとジョン・キューザックという演技派俳優が演じている。

2人の俳優が1人の異なる時代を演じることについてキューザックは「それぞれがブライアンの異なる一面を反映できる」とし、ダノは「2つの時期にしぼって詳細に描き出し、その2つを並列させるというのは独創的な試みだ」とコメント。それぞれブライアンに会う機会があり、精神的問題を抱えた時代を演じるキューザックは「精神的な病や精神科医との関係にあった闇などの問題を避けて通ることはできなかった。でも正直に、公平に描くかぎりにおいては、彼らも映画で扱うことに賛成だったんだと思う」と話した。

1人の異なる時代を演じている2人だが「会うことはなかった」とのことで、その理由をキューザックは「ブライアンはアーティストで、直感やフィーリングで仕事をしているんだと思う。だから2人の俳優が彼を演じるなら、それぞれが自分の想像力を使うべきだと思ったんだ」と話し、ダノは「これは2人の異なる人物」とコメントした。

最後にダノは日本の観客に対して、「映画を見て気に入ってほしいね。本当に素晴らしいストーリーだ」とメッセージを贈った。


このインタビューはこちらに全文が掲載されています。

映画『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』は8月1日(土)より角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開!

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