『SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2015』次代を担う若手クリエイターの登竜門としてスタートし、今年で第12回を迎える『SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2015』が18日(土)に埼玉県川口市で開幕し、オープニング・セレモニーに続いてオープニング上映として『鉄の子』の上映が行われた。

セレモニーには上田清司埼玉県知事や奥ノ木信夫川口市長をはじめとした実行委員と各部門の審査員、そしてノミネート作品の監督らが登壇し、本日より9日間に渡って開催される映画祭についての思いを語った。

『鉄の子』続いて同会場ではオープニング上映として『鉄の子』が上映され、上映前の舞台挨拶には田畑智子、佐藤大志、舞優、裵ジョンミョン、スギちゃんらキャスト6人と福山功起監督が登壇した。8日間で撮影したという本作について監督は「非常にタイト」とコメントし、田畑は「充実した毎日を送っていた。ひとつひとつが大切なシーン」と答えた。また、短い撮影期間ではあるものの「撮影期間中ずっと一緒にいようとした」と話し、子役の舞優も「朝早く起きてみんなでバスに乗って、本当の家族みたい」と楽しい現場の印象を語った。またスギちゃんに「本当の家族とどっちがいい?」と聞かれた際は返答に困り、あわてたスギちゃんが「酷だね、この質問」と自らフォローするシーンもあった。

『SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2015』は7月18日(土)~26日(日)、埼玉県川口市のSKIPシティを中心に開催される。