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昨年開催された第27回東京国際映画祭コンペティション部門で最優秀芸術貢献賞とWOWOW賞をW受賞したロシア映画『草原の実験』が26日(土)に公開初日を迎え、渋谷のシアター・イメージフォーラムで舞台挨拶が行われ、主演のエレーナ・アンが登壇した。

ロシアの新鋭アレクサンドル・コット監督が、旧ソ連で実際に起きた出来事にインスパイアされて作り上げた、来るべき未来を予感させる本作。時代も場所も特定せず、台詞が一切ない本作において圧倒的な存在感で観客を魅了する主人公の少女ジーマを演じたエレーナ・アン。今回、日本での公開に合わせて緊急来日した。

モスクワ生まれの17歳であるエレーナ(撮影時は15歳)は、本作の主人公である少女を探していたアレクサンドル監督の目に留まり、一切演技経験がないにも関わらず本作の主役に抜擢した。

エレーナが登場すると、会場からは大きな歓声が起こり、初めに「こんにちは、私はエレーナ・アンです」と日本語で挨拶した。本作は東京国際映画祭で上映され話題となったことから「東京国際映画祭に出させていただいたことで今回公開のチャンスを作っていただいたことを感謝しています」とコメントした。

本作のオーディションには父親が応募したというエレーナだが、初めての映画出演が台詞がない作品で難しかったのではないかとの問いにエレーナは「言葉がない映画に出演したというより、映画に出演したという事実のほうが難しかった。カメラの前では常に緊張していた」と振り返った。

自身が初出演の映画を観た感想を聞かれたエレーナは「自分を大きなスクリーンで観るのは不思議な気分」とコメントした。

また、本作の撮影後、いくつかのテレビドラマに出演した後に韓国に住まいを移しているが、今後の女優業については「これはたまたま幸運にも起こってしまったことで、今は韓国語の勉強をしたい」と話した。それに対してMCが「女優を続けていただきたいと思う方は拍手を」と言うと、場内は拍手喝采となった。

上映後にはサイン会が開かれ、パンフレットにサインしながら一人ひとりに丁寧に接し、また写真撮影にも快く応じていた。

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映画『草原の実験』はシアター・イメージフォーラムにて公開中!

©Igor Tolstunov’s Film Production Company

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