『孤独のススメ』 (2)

ロッテルダム国際映画祭やモスクワ国際映画祭で観客賞などを受賞し、日本ではSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2014の長編コンペティション部門で最優秀作品賞に輝いた『Matterhorn(原題)』が『孤独のススメ』の邦題で、4月より新宿シネマカリテほかにて公開されることが決定した。

オランダで俳優としても活躍し、短編映画やTV映画を発表してきたディーデリク・エビンゲ監督の長編デビュー作である本作。主人公の気難しいフレッド役を演じるのは、オランダで演技力に定評のあるトン・カス。フレッドと共同生活を送るセリフらしいセリフのない難役であるテオをコミカルに演じたのはルネ・ファント・ホフ。さらに、クライマックスに流れるシャーリー・バッシーの人生賛歌「This Is My Life(La vita)」(1968年)は、見る者の胸を熱くする。

本作は、2013年のロッテルダム国際映画祭で観客賞、同年のモスクワ国際映画祭で最優秀観客賞や批評家賞などを受賞。2014年には日本のSKIPシティ国際Dシネマ映画祭の長編部門(国際コンペティション)において最優秀作品小児輝くなど、世界各国の映画祭で多数受賞した話題作。

信仰篤いオランダの田舎町、単調で振り子のような毎日を生きる男やもめのフレッド(トン・カス)。ある日、突然言葉も過去も持たない男テオ(ルネ・ファント・ホフ)が現れ、やむなく始まった奇妙な共同生活によって、ルールに縛られた日常が鮮やかに色づいていく―。心のままに生きるのは苦しい、でも大切なものに気づかない人生ほどわびしいものはない。すべてをなくした男が、何も持たない男から学んだ幸せとは?人間の孤独と愛、自由をユーモアたっぷりに描き、不要なしがらみを手放すことによって、本当に大切なことが見えてくることを教えてくれる。よりシンプルに、自分らしく生きるためのヒントが、自由の国オランダから届いた。

『孤独のススメ』 (10)

『孤独のススメ』 (12)

『孤独のススメ』 (16)

『孤独のススメ』 (21)

映画『孤独のススメ』は4月より新宿シネマカリテほか全国で順次公開!

督・脚本:ディーデリク・エビンゲ
出演:トン・カス、ルネ・ファント・ホフ、ポーギー・フランセ、アリアネ・スフルーター
配給:アルバトロス・フィルム
2013年/オランダ/86分