『最高の花婿』フィリップ・ド・ショーヴロン監督舞台挨拶 (1)

フランスで2014年に公開され5人1人が見たという大ヒット作『最高の花婿』のフィリップ・ド・ショーヴロン監督が初来日し、1日に都内で行われた舞台挨拶に登壇した。

フランスではハリウッド大作を圧勝し公開された2014年の興行収入第1位を記録した本作。4人の娘たちが、それぞれ異なる外国人と結婚する“国際結婚”という、まさに今を生きる人が向き合うテーマを軽やかに、またあたたかく描いている。本作はフランスを初めとした145か国ですでに上映されており、日本が146か国目の公開となる。

今回が初来日となるショーヴロン監督は「昨日フランスから飛行機に乗り、まだ午前5時半のようで頭がふらっとする」と時差ぼけが直っていない様子で、「おかしなことを言ったらどうぞお許しください」とユーモアあふれる挨拶を行った。

本作は監督の実体験を元に作られたということで、具体的なエピソードを聞かれたショーヴロン監督は「私のプライベートな話をしなければいけないのですね」と言うと場内からは笑いがあふれた。続けて「4人に1人のフランス人が異人種間、宗教間で結婚している」とフランスの現状を語り、特別なことではないことを強調した上で「私の家族は男5人兄弟だったけど、異人種間の結婚をした兄弟もいた」と身近なテーマであることから描きたかったと語った。さらに本作では、笑いあふれる軽やかな描かれ方がしているが、そのことについては「映画ではシリアスに描く傾向にあったけど、私はポジティブなトーンで描きたかった」と明かした。

また、昨年発生したパリの同時テロについて「この作品を作ったのは3年前で、当時でもフランス社会ではいろいろな問題がありました。同時テロが起こってからはフランスそのものが変化し、ひどくつらい体験をした中でフランス人たちはポジティブに、とても連帯したということもありました」とコメントした。また、歴代動員で6位という大ヒットを記録した本作だが「大ヒットしたから続編を作ろうというアイデアは前から上がっていたが、同時テロが起こってしまった後、どのようなアングルで続編を作ろうか非常に難しい。軽いトーンではこの問題を語れないので、少しシリアスな展開も必要なのかなと悩んでいるところです」と続編への悩みを明かした。

最後に「大ヒットしたおかけで世界で145か国ですでに公開されています。最後のプロモーションとして日本に来ているわけですけれども、日本でも同じように大ヒットをしてくれれば私自身とても誇らしく、うれしく思います」とメッセージを贈った。

『最高の花婿』フィリップ・ド・ショーヴロン監督舞台挨拶 (2)

『最高の花婿』フィリップ・ド・ショーヴロン監督舞台挨拶 (3)

映画『最高の花婿』は2016年3月19日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国で順次公開!

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