左から、廣木隆一監督、玉城ティナ、鈴木伸之

左から、廣木隆一監督、玉城ティナ、鈴木伸之

見栄っ張り女子とドS王子のラブコメディ『オオカミ少女と黒王子』の公開を前にした25日(水)にシネクイントで舞台挨拶が行われ、鈴木伸之、玉城ティナ、廣木隆一監督が登壇した。

累計発行部数540万部突破の八田鮎子原作の同名コミックを二階堂ふみ・山﨑賢人をW主演に迎えて実写映画化した本作。街で見かけたイケメンを、友だちに彼氏だとウソをついたエリカ(二階堂)だが、彼は同じ学校の佐田恭也(山﨑)だった。事情を打ち明けると優しい言葉をかけてくれたのだが・・・喜びもつかの間、突然ドS王子に豹変。ウソから始まる恋の行方は―。

公開に先駆けて行われた本イベントでは、劇中で恭也と肩を並べるイケメンのプレイボーイ神谷聖を演じる鈴木伸之と、ヒロイン・エリカのクラスメイトでイケてる女子高生・立花マリンを演じる玉城ティナ、本作の監督を務めた廣木隆一が登壇した。

本作を初めて見たときの感想を聞かれた鈴木は「懐かしい気持ちと『恋愛っていいな』と素直に思える作品になっていた」と答え、MCに「懐かしさも感じましたか?」と聞かれると、「僕も学生時代に恋愛をしたので・・・。僕が恋愛してないみたいじゃないですか(笑)」と反論した。玉城は「映画のようなキュンキュンする出来事は起こらなかったので見ていて『いいな』って憧れもありました」と自身の高校時代を振り返った。

玉城をはじめ10代から20代前半の若いキャストが勢ぞろいしている本作だが、撮影現場では「年が近い人が多くて仲が良かったです」と鈴木。玉城も「本当の高校生のようでした」と答えた。監督について、鈴木は「最初は強面という印象だったんですけど・・・」と前置いた上で「近くに来て指導していただいて、同じ目線でやりやすかった」と語った。

学校一のイケメン・恭也と肩を並べるプレイボーイ役を演じることについて鈴木は悩んでいたといい、「なかなかあんなにモテることはないですからね(笑)」と悩んだ理由を答えた。また、劇中での主人公・恭也のように「彼氏をやってって言われたら?」との振りに、鈴木は「断っちゃうと思います。けど、やってみたい気がしますね。恭也が『3回まわってお手からワンだな』だったから、『4回まわって・・・』かな?」と答えると場内からは大歓声が上がった。

自身が高校生だったらどういうデートをしたいかを聞かれた鈴木は、本イベントが行われた渋谷パルコ周辺での撮影時のエピソードを語り、「パンケーキ屋があるんですけど、そういうところに行ってみたいなと思います。甘いもの大好きなんです。そこのパンケーキがめちゃくちゃおいしくて!普通にふらっと行って楽しみたい」と語り、沖縄出身の玉城は「渋谷でデートというのが東京っぽくて憧れる。ど定番なところで、手をつないで歩いてプリクラ撮りたい」と語った。最後に振られた廣木監督は「とりあえず井の頭線の下の焼き鳥やとか・・・(笑)」と話し、場内の笑いを誘った。

イベントの終盤では、鈴木と玉城がそれぞれ観客とじゃんけんを行い、勝った2人には、パルコのマスコット“パルコアラ”のぬいぐるみとサイン入りトートバッグが手渡しでプレゼントされた。

最後に、鈴木は「キラキラした青春映画なので、ぜひ楽しんでください」とメッセージを贈った。

鈴木伸之

鈴木伸之

玉城ティナ

玉城ティナ

鈴木伸之

鈴木伸之

玉城ティナ

玉城ティナ

『オオカミ少女と黒王子』ポスタービジュアル

映画『オオカミ少女と黒王子』は2016年5月28日(土)より新宿ピカデリーほか全国で公開!

監督:廣木隆一
原作:八田鮎子作「オオカミ少女と黒王子」(集英社「別冊マーガレット」連載)
出演:二階堂ふみ、山﨑賢人、鈴木伸之、門脇麦、横浜流星、池田エライザ、玉城ティナ、吉沢亮、菜々緒
配給:ワーナー・ブラザース映画
2016年/日本/116分

(C)八田鮎子/集英社 (C)2016 映画「オオカミ少女と黒王子」製作委員会