ジュゼッペ・トルナトーレ監督が贈る感動ミステリー『ある天文学者の恋文』の予告編が解禁された。

『鑑定士と顔のない依頼人』で鮮やかなミステリーの手腕を披露したジュゼッペ・トルナトーレ監督の最新作は、一人の天文学者が恋人に遺した“謎”をめぐる物語。恋人である天文学者エドの訃報に愕然とするエイミーの元に、彼からの手紙や贈り物が届き続けた―。エドを演じるのはアカデミー賞俳優のジェレミー・アイアンズ、恋人のエイミーには『007 慰めの報酬』でボンドガールを熱演したオルガ・キュリレンコ。そして、アカデミー賞作曲家のエンニオ・モリコーネの優美な旋律が物語を極上のミステリーに仕上げる。次第に明かされていくエドの本当の想いと、エイミーの過去の秘密。天文学者が仕掛けた“謎”がすべて解き明かされる時、美しくも切ない“永遠の愛”の物語へと輝きを変えていく―。

今回、解禁された予告編では、天文学者エドの突然の訃報を受け、悲しみに暮れる恋人エイミーの元に、彼の死後も届き続けるエドからの手紙に導かれるようにスコットランド・エディンバラやイタリアの湖水地方サン・ジュリオ島を巡っていく姿が映し出されている。「僕は、天文学者に憧れがある。彼らは何億年も前に燃え尽きた星の光から多くを学ぼうとする。だから、《死してなおも照らす》ことを知っている」と語るトルナトーレ監督がモリコーネの美しい楽曲にのせて描きあげた、壮大な謎とロマンに満ちた映像となっている。