『きょうのキラ君』主題化決定

「近キョリ恋愛」のみきもと凜原作『きょうのキラ君』の主題歌を[Alexandros]が担当することが決定した。

累計150万部突破の大ヒットを記録した同名少女漫画(別冊フレンド)を実写映画化した本作。『近キョリ恋愛』(2014)のスマッシュヒットが記憶に新しいみきもと凜原作作品の中でも、切なく純愛なストーリーが中高生を中心に絶大な支持を獲得。他人と関わることが苦手な“ニノ”こと岡村ニノンが、学校のクラスメイトで、誰もが憧れる“キラ”こと吉良ゆいじに初めて恋に落ちるが、キラ君には誰にも言えない秘密があった―。学校中の女子が憧れる“キラ君”役を中川大志、ヒロインの“ニノ”役を注目の若手女優・飯豊まりえが演じる。監督は『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』(2010)『海月姫』(2014)の川村泰祐。

今回、本作の主題歌を人気ロックバンドの[Alexandros]が担当することが決定した。[Alexandros]は、第30回日本ゴールドディスク大賞において「ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」(邦楽)を受賞。また「SXSW2016」への出演、台湾・ヨーロッパでのCDリリース、香港・台湾でのライブも成功させ、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL2016」「SUMMER SONIC2016」ほか多数の夏フェスに出演するなど国内外で飛躍を続けている。またリオデジャネイロ・オリンピックにて金メダルを獲得したバドミントン女子ダブルスの松友美佐紀選手が試合前に[Alexandros]の楽曲「ワタリドリ」を聴いていたことが報道され話題になったことも記憶に新しい。

主題歌のタイトルは「今まで君が泣いた分取り戻そう」。作詞・作曲を担当するVo./Gt. 川上洋平が、原作の漫画、台本を読み「大切な人に対しての包み隠さない愛情」というテーマで、映画のために特別に書き下ろした。楽曲は、大切な人への“会いたい”想いが綴られた切ない歌詞を川上のヴォーカルが優しく歌い上げ、バンドの奏でる温かいバラードが印象的な、ラヴソングとなっており、映画の中のニノとキラの純愛を想起させる、作品と見事にシンクロする主題歌となっている。[Alexandros]が主題歌を務めるのは、『明烏』(2015)、『ターザン:REBORN』(2016)、以来3作目。楽曲はアルバム「EXIST!」(11月9日(水)発売/UNIVERSAL J/RX-RECORDS)に収録される事が決定している。

川上洋平([Alexandros] Vo./Gt.)コメント

川村監督と初めに打合せをした時に「川上さんはどういう曲が良いと思います?」と逆に聞いて頂けたので、とても嬉しかったです。そのおかげで自由気ままに作れました。原作の漫画や台本を読み、「大切な人に対しての包み隠さない愛情」というテーマを何となくですが読み取り、曲に落とし込みたいと思いました。「会いたい」と思った時に大切な人が近くにいる事。それは当たり前の事ではなく、奇跡に近いことである。限りある時間の中で目一杯大切な人と素敵な時間を過ごして欲しい、そんな想いをこの曲に詰め込みました。作っている最中は作品とはなるべく距離を置いたのですが、完成してみると不思議な事にピッタリはまっていたので我ながら驚きました。

川村泰祐監督 コメント

彼らはメッセージを歌で伝えられるバンド。いつか僕の映画の主題歌に!と思っていました。縁があり台本を読んで頂いた所、彼らの答えは「バラードで行きたい。[Alexandros]史上最高の曲にする自信があります」と。出来上がった曲はとにかく「素晴らしい」の一言でした。彼らにお願いしてよかったと心から思っています。

『きょうのキラ君』TM

『きょうのキラ君』ティザービジュアル

映画『きょうのキラ君』は2017年2月25日(土)より全国で公開!

監督:川村泰祐
出演:中川大志、飯豊まりえ、葉山奨之、平祐奈、岡田浩暉、三浦理恵子、安田顕
配給:ショウゲート

©2017「きょうのキラ君」製作委員会