昨年の授賞式の様子 写真提供:映画ナタリー ©'76,'16 SANRIO APPROVAL No.P0701182

昨年の授賞式の様子
写真提供:映画ナタリー
©’76,’16 SANRIO APPROVAL No.P0701182

第8回TAMA映画賞の最優秀作品賞に『オーバー・フェンス』『団地』が決定した。

明日への元気を与えてくれる、夢をみせてくれる活力溢れる“いきのいい”作品・監督・俳優を、映画ファンの立場から感謝をこめて表彰するTAMA映画賞。第8回は、2015年10月から2016年9月に一般劇場で公開された作品および監督・キャスト・スタッフを対象として、TAMA映画フォーラム実行委員(市民ボランティア)の合議により選考が行われた。

最優秀作品賞に選ばれた『オーバー・フェンス』は「登場人物が自らの殻を破って新たな道を歩んでいくさまは、雲の切れ間から差す光のように観客に希望を与えた」、『団地』は「見事な演技のアンサンブルで市井の人々の生活と家族の情愛を融合させ、慈愛に溢れる心に響くドラマを誕生させた」とそれぞれの受賞理由がコメントされている。

本年度最も飛躍した男優に贈られる最優秀新進男優賞を受賞した若葉竜也の受賞理由は「抑圧され心が歪み、次第に自暴自棄となる少年を実在する人物と見紛うまでに真に迫って演じ、観客を圧倒した」、村上虹郎の受賞理由は「不安と希望をあわせ持つ若者像をセンシティブに創りだす姿は、日本映画の新たな地平を切り拓いていく期待を抱かせた」と明かされた。

また、同じく本年度最も飛躍した女優に贈られる最優秀新進女優賞を受賞した松岡茉優については「若くして役柄やシーンの意図を掌握できる力は群を抜き、作品の魅力を一段と向上させた」と絶賛、小松菜奈については「多彩な役柄を色鮮やかに演じた。吸い込まれそうな奥深い瞳は将来の活躍を期待させる魅力に満ちている」とコメントが寄せられている。

<最優秀作品賞

〔本年度、最も活力溢れる作品の監督およびスタッフ・キャストに対して表彰〕
『オーバー・フェンス』(山下敦弘監督、スタッフ・キャスト一同)
『団地』(阪本順治監督、スタッフ・キャスト一同)

特別賞

〔映画ファンを魅了した事象に対して表彰〕
真利子哲也監督&柳楽優弥、スタッフ・キャスト一同(『ディストラクション・ベイビーズ』)
鈴木卓爾監督、スタッフ・キャスト一同(『ジョギング渡り鳥』)

最優秀男優賞

〔本年度、最も心に残った男優を表彰〕
三浦友和(『葛城事件』『64-ロクヨン-』)
オダギリジョー(『オーバー・フェンス』『FOUJITA』)

最優秀女優賞

〔本年度、最も心に残った女優を表彰〕
小泉今日子(『ふきげんな過去』)
蒼井優(『オーバー・フェンス』『岸辺の旅』『家族はつらいよ』)

最優秀新進男優賞

〔本年度、最も飛躍した男優もしくは顕著な活躍をした新人男優を表彰〕
若葉竜也(『葛城事件』)
村上虹郎(『ディストラクション・ベイビーズ』『夏美のホタル』『さようなら』)

最優秀新進女優賞

〔本年度、最も飛躍した女優もしくは顕著な活躍をした新人女優を表彰〕
松岡茉優(『ちはやふる -下の句-』『猫なんてよんでもこない。』)
小松菜奈(『ディストラクション・ベイビーズ』『黒崎くんの言いなりになんてならない』『バクマン。』『ヒーローマニア -生活-』)

最優秀新進監督賞

〔本年度、最も飛躍した監督もしくは顕著な活躍をした新人監督を表彰〕
前田司郎監督(『ふきげんな過去』)
小泉徳宏監督(『ちはやふる -上の句-』『ちはやふる -下の句-』)

授賞式は11月19日(土)にパルテノン多摩大ホールで行われ、三浦友和、オダギリジョー、小泉今日子、蒼井優、若葉竜也、村上虹郎、松岡茉優、小松菜奈らが登壇予定となっている。チケットはe+ほか、多摩市内の販売所にて11月1日(火)より発売予定(e+先行予約受付は10月6日(木)より開始)。

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第26回映画祭TAMA CINEMA FORUMは2016年11月19日(土)~27日(日)にパルテノン多摩大ホールほか東京都多摩市内で開催!