吉田照幸監督、濱田龍臣、大島優子、阿部寛、ムロツヨシ、志尊淳

吉田照幸監督、濱田龍臣、大島優子、阿部寛、ムロツヨシ、志尊淳

東野圭吾原作『疾風ロンド』の初日舞台挨拶が11月26日(土)に丸の内TOEIで行われ、阿部寛、大倉忠義、大島優子、ムロツヨシ、濱田龍臣、志尊淳、吉田照幸監督が登壇した。

未知の生物兵器「K-55」が研究所から盗まれた―。手がかりはスキー場らしき場所で撮られたテディベアの写真のみ。すべてを押し付けられた主人公の研究員・栗林を阿部寛、栗林をサポートするパトロール隊員・根津を大倉忠義(関ジャニ∞)、根津とともに捜査に協力するスノーボードクロス選手・千晶を大島優子が演じる。「サラリーマンNEO」や「あまちゃん」の演出を手掛ける吉田照幸監督がメガホンを取り、サスペンスにユーモアを加えた。

今回の初日舞台挨拶が全国209の劇場で中継されていることが明かされると、大倉は「観ている人が、周りの2~3人に言っていただければすぐに大ヒットになるのですぐに言ってほしい」と話し笑いを誘うと、大島は「全国のみなさーん、大島優子でーす!」と挨拶。すかさずムロが「なんでゆっくりしゃべるんですか」と突っ込み「時差があるかと思って」と答えた大島に場内からは笑いが起き、和気あいあいとした様子でイベントが始まった。また、大島のスカートを見たムロは「透けてるのはありなんですか?」とコメント。大島は「こういうスタイルです。チラチラ見てるなーと思った」と笑いを誘った。

「サスペンスだと思っているとコミカルで、用心してほしい」と挨拶した阿部。撮影中はアドリブが多かったとイベントなどで話しているキャストたちだが、阿部は「使われないと思っていたけどほとんど使っていた」と驚いていた様子。大倉はムロとのシーンを挙げ、ムロが大倉と大島を追う場面で、転ばずに撮影はOKが出たものの「転んでいるのが使われているけど本当はNGだった」と明かし、大島は「計算だと思います」とコメント。ムロは「たまたま転んだ」と釈明した。また、地元のエキストラがスキーがうますぎたため「大倉さんが『下手に滑ってくれませんか?』と大声で叫んでいました」と暴露した大島。大倉は「どうしても滑れないので『映画ってみんなで作るものですよね』って」と話し、場内は笑いに包まれた。

本作の見せ場でもあるアクションシーンでは、GoProを使った撮影が行われたというが、スキーが上手な設定のムロの代わりとして滑っている方と同じスキーウェアを着て、一緒にリフトに乗っていたので外国人にカップルだと思われたというエピソードを明かした。また今回スノーモービルに初挑戦した大倉は「気持ちよかった」と笑顔でコメント。そこで大島が「二人で協力しなければいけないので練習しているときに、バックで駐車するときに違う方向に行ったことが悔しくて、3回繰り返していました」と暴露。大倉は「いいところだけでいいんですよ」と笑って返した。

改めて本作を観るとしたら誰と観たいかを聞かれ、阿部は「監督と一緒に説明を受けながら」と答えたが、大島に阿部がどのように観ているか気になると言われ「結構リアクションします。恥ずかしがったりもします」と答えた阿部。大島は「こっち(阿部)を見ても、こっち(スクリーン)を見てもおもしろい」と笑いを誘った。阿部は「こんな感じです」とコメントし、最後まで笑いに包まれた舞台挨拶となった。

阿部寛

阿部寛

大島優子

大島優子

ムロツヨシ

ムロツヨシ


映画『疾風ロンド』は2016年11月26日(土)より全国で公開!
監督:吉田照幸
原作:東野圭吾「疾風ロンド」(実業之日本社刊)
出演:阿部寛、大倉忠義、大島優子、ムロツヨシ、堀内敬子、戸次重幸、濱田龍臣、志尊淳、野間口徹、麻生祐未、生瀬勝久、柄本明
配給:東映
©2016「疾風ロンド」製作委員会