ぺえ、野宮真貴

デヴィッド・フランケル監督最新作『素晴らしきかな、人生』のバレンタイン・イベントが2月14日(火)に都内で行われ、ヴォーカリストの野宮真貴と、タレントのぺえが登壇した。

渋谷系ムーブメントのカリスマ・ヴォーカリストである野宮真貴と、原宿ファッションで絶大な支持を誇るぺえが登壇して行われたイベントでは、愛、ファッション、ニューヨークなどをテーマに、観客からの人生相談に答える場面もあった。バレンタインの夜に行われた本イベントに、真っ赤な衣装で登場した野宮。ぺえは、野宮の著書「赤い口紅があればいい」にちなんで、“最高アイテム”の赤い口紅をつけ、全身ピンクの衣装で登場。

本作の舞台がニューヨークであることに話が及ぶと、所属していた「ピチカート・ファイヴ」のレコード会社があったことから、1990年代にニューヨークでも活動していたという野宮。劇中では「一番美しいホリデーシーズンが見られるので、また行ってみたいと思いました」と笑顔で見せた。また、お気に入りの場所は、『プラダを着た悪魔』や「セックス・アンド・ザ・シティ」の衣装を担当したことで知られる“パトリシア・フィールドのお店”と語った。ニューヨークを「セカンドホームタウン」と称した野宮に対して、ぺえは「海外に行ったことがない」と明かし、今年の目標として「お仕事で海外に初めて行くこと」と宣言。そこで野宮は「絶対ニューヨークはいいと思う」と話し、さらに「もっと目立っていい」とアドバイスした。

本作ではファッションがキーポイントのひとつだが、ぺえはその中でも「キーラ・ナイトレイの赤とパープルのコーディネイトがお気に入り」と明かし、野宮は「ヘレン・ミレンのブルーで統一したコーディネイトが素敵。70代でああいった素敵な装いをしているのは参考になる」とコメント。さらに「男性陣のファッションもニューヨーカーらしく、仕立てのいいスーツにシャツのボタンをひとつ開けてカジュアルにこなしているのが素敵」と語った。さらに“美人に見えるコツ”を聞かれた野宮は「赤い口紅は手っ取り早い。ハイヒールも女性を美しく見せる。劇中ではケイト・ウィンスレットがシンプルな服だけど靴だけトム・フォードを履いている」とポイントを挙げた。

作品について野宮は「恋愛、友情、親子の愛が描かれていて感動しました。見る人が誰でも共感できる登場人物が必ずいると思います」とアピールし、ぺえは「生きていればつまずくことはたくさんありますが、そんな時に励まされる、前向きにさせてくれる映画でした」と称賛。最後に“人生を素晴らしくするコツ”として、野宮は「人生を振り返ると、大切な人と過ごす時間を持つことが大事だと思う。人のことも大切にしながら自分のことも大切にすることが、素晴らしい人生を送るために必要」と話し、ぺえは「自分の個性を隠さずに、可能性や限界を決めずにやりたいことをやり、後悔のない人生を生きてほしい」とメッセージを送った。

ニューヨークを舞台に、華やかで最先端を走る広告代理店の代表が、最愛の人を失い人生を見失う―。そんな時に3人の男女との出会いが人生を思いもよらない方向へと導く―。『プラダを着た悪魔』のデヴィッド・フランケル監督のもとにウィル・スミス、ケイト・ウィンスレット、キーラ・ナイトレイ、エドワード・ノートン、ヘレン・ミレンという豪華なキャストが集結。セオドア・シャピロの音楽がオシャレなニューヨークの街を盛り上げる。女優たちのスタイリングにも注目の一作。

野宮真貴

ぺえ

映画『素晴らしきかな、人生』は2017年2月25日(土)より全国で公開!
監督:デヴィッド・フランケル
出演:ウィル・スミス、ケイト・ウィンスレット、キーラ・ナイトレイ、エドワード・ノートン、ヘレン・ミレン
配給:ワーナー・ブラザース映画
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