恒松祐里

黒沢清監督が人気舞台を映画化した『散歩する侵略者』に恒松祐里が出演することが決定した。

劇作家・前川知大率いる劇団イキウメの人気舞台「散歩する侵略者」を黒沢清監督が映画化した本作。数日間の行方不明の後、夫が「侵略者」に乗っ取られて帰ってくるという大胆なアイデアに感銘を受けた黒沢清監督が長年の構想期間を経て、規格外の映画に創り上げた。主人公・加瀬鳴海を長澤まさみ、鳴海の夫・加瀬真治役を松田龍平、そして町で発生する一家惨殺事件を追ううちに「侵略者」と行動をともにすることになるジャーナリスト・桜井役を長谷川博己が演じる。

今回、今注目のネクストブレイク女優、恒松祐里が出演することが決定した。長澤まさみ、松田龍平、長谷川博己、高杉真宙の出演が発表されている本作。新たに出演が発表された恒松は、NHK大河ドラマ「真田丸」で主人公・真田信繁の娘・すえを演じて話題を呼び、公開中の『ハルチカ』、25日から公開の『サクラダリセット』が控えている。恒松が演じるのは、外見はどこにでもいるあどけない普通の女子高生だが中身は「侵略者」という立花あきら役。追跡してくる者たちを肉体を駆使してなぎ倒す、スイッチが入ると誰も止める事は出来ないというキャラクター。

恒松は今回の撮影で十年以上のバレエで培った身体能力を駆使、本格アクションシーンに初挑戦。クランクイン前からハードなトレーニングを重ね、撮影現場ではすさまじい殺陣アクションを披露。想像を超える恒松の身体能力にスタッフ・キャスト一同が感嘆する一幕もあったという。アクションだけでなく、微妙な表情や芝居を求められる「侵略者」という難役を軽々と演じてみせる恒松の姿に、黒沢清監督は「末恐ろしい女優」とその才能を絶賛。どこか狂気を感じさせながら、楽しげに男たちを叩きのめすニューヒロイン=立花あきらに期待がかかる。

恒松祐里(立花あきら役)コメント

立花あきらは、外見は女子高生で中身や考え方は「侵略者」という設定なので、電車の中などで人間観察をしながら、「人間ってこういうものなのかな」って面白がる感覚があきらっぽいのではないか、と思って役作りをしました。一番苦労したのはアクションシーンですが、どう見せたらかっこいいか、というだけではなく、黒沢監督から「“人間ってこういう感じなんだ、へえー”みたいな感じのアクションで」と言われ、そういうあきらの「度を超えた」無邪気な好奇心を表現しながらアクションをするというのがとても難しかったです。

黒沢清監督 コメント

まだ若いのに、もう芸歴十年以上になるんでしょうか。まったく躊躇せず、この難役をスラスラと演じていました。しかも、そこにいるだけでパッと華がある。大女優の素質があるんでしょう。将来が楽しみです。

松田龍平、長澤まさみ、長谷川博己

高杉真宙

映画『散歩する侵略者』は2017年9月16日(土)より全国で公開!
監督:黒沢清
原作:前川知大「散歩する侵略者」
出演:長澤まさみ、松田龍平、高杉真宙、恒松祐里、長谷川博己
配給:松竹、日活
©2017『散歩する侵略者』製作委員会