タイリース・ギブソン、クリス・“リュダクリス”・ブリッジス、ナタリー・エマニュエル、ヴィン・ディーゼル

人気アクションシリーズ最新作『ワイルド・スピード ICE BREAK』のワールドプレミアが4月8日(土)[現地時間]にニューヨーク・ラジオシティミュージックホールで行われ、ヴィン・ディーゼル、ドウェイン・ジョンソンらキャストが勢ぞろいした。

ワールドプレミアが行われたニューヨークは、本作でシリーズを通して初めて舞台となった。そして会場となったのは毎年トニー賞の授賞式が行われる格式高いラジオシティミュージックホール。会場には、世界中から集結した約300人のファンがタイトルさながら会場が「崩壊(BREAK)」するほど熱気を帯びていた。参加したのは、ヴィン・ディーゼル、ドウェイン・ジョンソン、シャーリーズ・セロン、スコット・イーストウッド、ジェイソン・ステイサム、ミシェル・ロドリゲス、カート・ラッセル、F・ゲイリー・グレイ監督ら豪華キャストとスタッフ。

People誌が発表した「2016年最もセクシーな男」ドウェイン・ジョンソンが登場すると会場からは割れんばかりの歓声が巻き起こり、ミシェル・ロドリゲス、タイリース・ギブソンらおなじみのキャストが続々とレッドカーペット集結。特に注目が集まったのは、ジェイソン・ステイサムと、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』にも出演するなど女優としても活躍する人気モデルのロージー・ハンティントン=ホワイトリーとの2ショット。先日、第1子の妊娠を発表し話題となったふたりだが、ロージーの身体をいたわるようにそっと寄り添うステイサムの姿もみられ、幸せオーラをふりまいた。

さらに多くの注目を浴びたのが、シリーズ史上最強・最凶の敵サイファーを演じるシャーリーズ・セロン。この日、黒を基調にしつつも妖艶なシースルーのChristian Diorのドレスを身に纏ったシャーリーズは“ファミリー”加入の心境を語った。続いて登場したのは、本作でメガホンをとったF・ゲイリー・グレイ監督。『ミニミニ大作戦』、『ストレイト・アウタ・コンプトン』を作った彼にとって、車・音楽と切っても切れない映画である『ワイルド・スピード』はまさに適役とも言える。最後に登場したのは、本シリーズの主役ドミニク・トレットを演じるだけでなく、プロデューサーも務める“シリーズの顔”ヴィン・ディーゼルが登場。最も大切にしてきた“ファミリー”を彼自身が裏切るという展開で全世界に衝撃を与えた本作だが、ドミニクを信じるファン達の声援は熱く、人気ぶりを見せた。

ヴィン・ディーゼル(ドミニク・トレット役)コメント

汗が出るほど興奮してるよ。本シリーズのファンは最高だ。間違いない。世界のいろんな場所で撮影ができて、俺は恵まれていると思うよ。世界のいろんな場所をシリーズに取り入れることができて本当にうれしく思う。

シャーリーズ・セロン(サイファー役)コメント

(本作に参加して)とても楽しかった。すごくいい機会だと思ったわ。オファーされてうれしかった。すごくスケールが大きくて、あらゆる限界を試した作品よ。アクションシーンもすごいけど、物語もすばらしいわ。私が演じた新しい悪役を、観客が気に入ってくれたらうれしいわ。彼女は超イカれてるの。

ドウェイン・ジョンソン(ホブス役)コメント

たくさんの人がたくさん努力をして完成した作品だ。だから、今日、作品を楽しんでもうらことができて、最高の気分だよ。完成した作品を、観客に楽しんでもらうことがすべてだからね。エクゾチックな映画の舞台に、カッコイイ車、美しい女性たち、クールなセリフをを言うクールでタフな男たち。とにかく、とても楽しい作品だよ。だから俺はワクワクしてる。本シリーズには様々な要素があるけど、何よりも観客に楽しんでもらいたい。

スコット・イーストウッド役(リトル・ノーバディー役)コメント

最高な気分だよ。とても光栄だ。無名役者だったこの僕にチャンスをくれたヴィン、そしてユニバーサルの皆さんに感謝したい。最高にクレイジーな作品だ。世界を救おうとして大変な目に遭っても、シリアスになりすぎないところがいいね。すばらしい監督だ。

F・ゲイリー・グレイ(監督)コメント

公開となって、夢のような気分だ。ありふれたコメントだが、我々は作品のために世界を旅してたくさん努力した。ニューヨークやアイスランドなどでね。ハリウッドのシリーズ作品は数多くあるが、本作のキャストは、その中でもとても豪華だ。もちろん物語自体も最高だよ。エンターテイメントの様々な要素が取り入れられている作品だ。私にとって最も重要なのは、“ファミリー”がテーマであるということだ。世界の現状が大変だからこそ、よりよい世界を目指すことが大切だよ。世界中の誰もが、皆と仲よくしたいと感じていると思う。本シリーズが、そういう気持ちの象徴であることを願うよ。そこが最も大切だし、本シリーズが成功した要因でもある。そんな本作を実際に見て、最後の3部作がどうなるか、判断してほしい。期待を上回る作品になったと思う。アクションのレベルがすごく高いし、映画を見たら、きっと驚くだろう。アクションだけでなく、演技もすばらしいものになったよ。物語自体も、ユーモア感もだ。今までとは違う感じにね。本作で、いつもとはひと味違う部分を加えることができたが、皆さんが期待して愛している方向性は変わらないままだよ。子供の頃に戻り玩具店にいるような気分だったね。車のおもちゃやレゴで遊んだ頃を思い出した。(子供が遊ぶ時に思い浮かべるような)色鮮やかで、はちゃめちゃな世界観。とにかく、そういう子供の頃の楽しさを、映画にすることができた。本作で、やっとやりたかったことができたよ。たくさん努力して楽しみながら撮った作品だよ。

前作『ワイルド・スピード SKY MISSION』が熱狂と感動の渦に巻き込み全世界興収約1500億円を記録。これまでのシリーズを打ち壊す(BREAK)ほどの新展開やサプライズが待ち受ける本作は、ヴィン・ディーゼル、ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサムといったシリーズお馴染みの豪華キャストが再集結し、さらにシャーリーズ・セロン、ヘレン・ミレン、スコット・イーストウッドらが参加。アイスランド、ニューヨーク、そしてキューバでの撮影など史上最大のスケールで物語が展開する。

ヴィン・ディーゼル

ジェイソン・ステイサム、ロージー・ハンティントン=ホワイトリー

シャーリーズ・セロン

ドウェイン・ジョンソン

スコット・イーストウッド


映画『ワイルド・スピード ICE BREAK』は2017年4月28日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国で公開!
監督:F・ゲイリー・グレイ
出演:ヴィン・ディーゼル、ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム、ミシェル・ロドリゲス、シャーリーズ・セロン、スコット・イーストウッド、カート・ラッセル、ヘレン・ミレン
配給:東宝東和
(C)Universal Pictures