人気アクションシリーズ最新作『ワイルド・スピード ICE BREAK』の“シリーズ初!氷河チェイス”の本編映像が解禁された。

前作『ワイルド・スピード SKY MISSION』が熱狂と感動の渦に巻き込み全世界興収約1500億円を記録。これまでのシリーズを打ち壊す(BREAK)ほどの新展開やサプライズが待ち受ける本作は、ヴィン・ディーゼル、ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサムといったシリーズお馴染みの豪華キャストが再集結し、さらにシャーリーズ・セロン、ヘレン・ミレン、スコット・イーストウッドらが参加。アイスランド、ニューヨーク、そしてキューバでの撮影など史上最大のスケールで物語が展開する。

今回、シリーズ初の氷河チェイスに思わず興奮してしまう本編映像が解禁された。ファミリーを裏切ったドミニク(ヴィン・ディーゼル)を追うため、ロシアまでやってきたファミリー。最強のドライバーであるドミニクと対峙するに速い車が必要だとオレンジ色のランボルギーニを選んだローマン(タイリース・ギブソン)だが目立ちすぎるからか敵に狙われてしまう。発射されたロケット弾をなんとか避けるも、その衝撃で氷が割れ、水中に突っ込みそうになるローマンだが、絶体絶命のピンチに陥る仲間を助けるべく、軍用タンクのリップソーに乗ったテグ(リュダクリス)は、車からワイヤーを発射、ローマンの車と繋いでアクセル全開で氷上を滑走する。しかし、その助けも空しく、車ごと水中に突っ込んでしまうローマンにテグは「ドアだ!つかまれ!」と指示、ワイヤーに繋がれた車のドアを抱えたローマンが水中から引き上げられる。

サイファーとドミニクの最後の対決の舞台となるこの氷河チェイス。アイスランド奥地の氷結湖で約4週間の撮影を行い、その後はレイキャビクで撮影するなど、チームは過密なスケジュールを順調にこなしていったというが、それぞれの車種を最大16台走らせ、潜水艦浮上シーンのシミュレーションのために爆発作業も行ったという。撮影を安全かつ生産的に行うべく、大勢のローカル・スタッフが氷の状態を慎重に調査し、急勾配のカーブが懸念されながらも、スタントの忍耐と正確な技術により問題を解決していった。

『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』以降、チームの頼れるコーディネーターとなったマッカーシーは、本作でロケーション絡みの難題に直面した。それは、今この映像のシーンのロケ地であるアイスランドは、極端な遠隔地だったこと。マシンのメンテナンスや氷上でのパフォーマンス、フルスロットルのスピードなど、あらゆる点に極寒の気候が影響を及ぼす中、車vs.潜水艦のシーンは圧巻の仕上がりとなった。マッカーシーと彼のチームは極寒の気候に耐えられるよう全てのマシンに改良を施し、アイスランドへと輸送。その中でも現在絶賛全国来日ツアー中である“ダッジ・アイス・チャージャー”は、ドミニクの愛車であるダッチ・チャージャーをフルカスタムした特別な一台であり、その価値は数億円にも上るものに仕上げた。

映画『ワイルド・スピード ICE BREAK』は全国で公開中!
監督:F・ゲイリー・グレイ
出演:ヴィン・ディーゼル、ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム、ミシェル・ロドリゲス、シャーリーズ・セロン、スコット・イーストウッド、カート・ラッセル、ヘレン・ミレン
配給:東宝東和
(C)Universal Pictures